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エアギター世界大会で史上最年少の優勝を果たし、日本人としてはダイノジ大地以来2人目の快挙を達成。ネットで「かわいすぎるエアギター世界チャンピオン」として話題の名倉七海が、10月1日 渋谷REXにて凱旋ライブを開催した。
<メタリカ「バッテリー」にてブリッジ状態のナナバウアー披露>
イベントはまず凱旋トークライブからスタート。日本エアギター協会会長のかながわIQが、世界チャンピオンの名倉七海(NANAMI Seven Seas NAGURA)をステージに呼び込む。クイーン「Seven Seas Of Rhye」に乗って登場した彼女は、「海外旅行も初めてで、フィンランドについたら外人ばかりで驚いた。フィンランドにいるだけで夢みたいな気持ちだったのに、優勝は夢の中で夢をみているような気持ちだった」とコメント。
エアギターエキシビジョンでは、日本ランキング3位のじゅんじゅんと日本ランキング2位、世界ランキング4位のケイスケザ忍者、そして世界チャンピオン 名倉七海が登場。世界1位に輝いたSAMURAI GIRLの衣装をまとい、激しいギターリフから始まるフー・ファイターズ「ブリッジ・バーニング」でダイナミックな動きを見せ、そこから三船敏郎の七人切り(通称:ななみんぎり)殺陣パフォーマンスを織り交ぜ、メタリカ「バッテリー」にてほぼブリッジ状態のナナバウアーを披露した。
<テレパシーが終わり今に至る彼女の等身大の葛藤や想いも>
そして、遂にシンガー名倉七海のデビューライブがスタート。バンドが演奏を始めると、彼女は吉田拓郎のパンチあるアッパーチューン「川の流れの如く」で会場を煽り、小さい体とギャップのある迫力のステージングで観客を圧倒。さらにアコースティックギターを手に取ると、デビュー曲「こうき心」を歌い始める。この曲が名倉七海のシンガーとしての第一歩の曲であり、本人もブログでこう綴っていた。
「テレパシー(在籍していたアイドルユニット)が解散して一人になった私は、解散したということが信じられず、なんだか抜け殻になったような気持ちでいました。そんな時に出会った曲が、吉田拓郎さんの「こうき心」だった。「自問自答をしながら一人で前に進んでいく」その歌詞と一人になった自分を重ね合わせたの。そしたら、私もいつまでもウジウジしていられないなって思って、しっかり自分と向き合って前に進んで行こうって思ったんです」
また、吉田拓郎の言わずと知れた名曲「人間なんて」も熱唱。アドリブ的にテレパシーが終わり今に至る彼女の等身大の葛藤や想いも歌われていた。
<「これが、10代最後の決意であり、私の新しい挑戦です」>
名倉七海は、11月26日 ミニアルバム『こうき心』をリリース。収録曲は「こうき心」「川の流れの如く」「人間なんて」「花酔曲」の4曲(インストver含む8曲入り)で、すべて吉田拓郎のカバー曲となる。「これが、10代最後の決意であり、私の新しい挑戦です」と語る名倉七海の新しい挑戦から目が離せない。
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