RIP SLYMEによる【真夏のWOW】開催、スチャにライムスに先輩&後輩共演にファン熱狂

2014年7月22日 / 13:12

 RIP SLYMEが2回目の開催となる【RIP SLYME presents “真夏のWOW”supported by SHOCK THE RADIO G-SHOCK】を7月21日に東京・新木場STUDIO COASTにて開催した。

 梅雨明け宣言がなされる中、一足先に夏を楽しもうと集まった観客たちで、coastは熱気に包まれていた。なかなか一同に会すことがない組み合わせで行われるイベントの始まりを今か今かと待ちわびる観客たち。会場外に設けられたグッズ売り場にも長蛇の列ができていた。

 トップバッターを飾ったのはTEAM G-SHOCK。ダンス、マイクパフォーマンス、BMX(バイクパフォーマンス)が開演と同時に立て続けにおこなわれ真夏のWOWの観客たちを勢いづける。2番手に登場したのがAPOTHEKE。「APOTHEKEの音楽は非常に中毒性が高いです。是非音楽と共にダンスしてください!」のアナウンスで登場したAPOTHEKE。Super Gaysで会場を一気にダンスフロアへと変貌させ、続くRoseではセクシーな歌声に歓声が上がった。「RIP SLYMEさん、呼んでくれてありがとう。今日は楽しんで行って。」と話すと、中毒性の高いMacho Womanを披露。サビの「マッチョ マッチョ」の繰り返しに合わせて、フロアもマッチョポーズのダンスしていた。続くParadiseでは、ダンサーに扮してRIP SLYMEのSUが登場。SUだと分かるや否や、大歓声が会場を包んだ。その熱気のままKing Warkingを披露。SUが腰をくねらせるセクシーなダンスでお客を煽りつつラップでも参加。真夏のWOWでしか見られない特別なステージとなった。

 続いて3番手の登場となったのがOKAMOTO’S。「真夏のWOW!こっからガンガン盛り上がるけどいけるのか?!」と煽りながら登場。「SEXY BODY」と「Let’s Go!Hurry Up!」を立て続けに披露すると、フロアは大盛り上がり。「たっぷり楽しんで、俺たちと踊ろうぜ」とボーカルのオカモト・ショウが話すと「Beek」をクールに決める。そして「Beek」曲中にはDuft Punkの「Get Lucky」をカバーすると、ロックなフロアがダンスフロアに早変わり。「ラブソング」「HAPPY BIRTHDAY」と歌い上げると、観客も思い思いの楽しみ方で応える。「盛り上がれますか?」とコール&レスポンスで客を煽ると「Walk This Way」の中でRIP SLYMEの人気曲「楽園ベイベー」をカバー。これに観客は盛り上がれずにはいられない様子。「JOY JOY JOY」「青い天国」で一気まくし立てた。最後は8月に出るコラボレーションアルバムからRIP SLYMEとのコラボレーション楽曲である「Wanna?」を披露。オカモトショウが「ライブで1回もやってないけどやってもいいかい?」と話すと、RIP SLYMEのメンバーが登場。これには会場のボルテージはMAXに。OKAMOTO’SとRIP SLYMEの化学反応をアルバム発売前に一足早く体感したオーディエンスは、ステージ終了後も興奮冷めやらぬ様子だった。

 いよいよイベントの中盤を迎え4番手にスチャダラパーが登場!「MORE FUN-KEN-WORD」「Under The Sun」を立て続けに披露し熟練のスキルと安定感で観客の注目を一気に集める。「ライツカメラアクション」のコール&レスポンスの勢いそのままに「GET UP AND DANCE」で観客と「パーパーラ パッパッパラ」と大合唱。観客のことを「RIP SLYMEに育てられた、HIP HOPに慣れしたお客様」とご満悦な様子。「RIPが若手だと思ってたら、今じゃ全然若手じゃないんだよね?それよりも若手じゃないスチャダラパーです」と会場の笑いを誘いつつ、久しぶりに作ったという「スチャダラメモ」「LET IT FLOW AGAIN」「CHECK THE WORD」を披露。「LET IT FLOW AGAIN」を歌い終えると、アナと雪の女王のLet it goを口ずさみ、再び笑いを誘った。「次の曲は20年経っても色褪せない曲です」と話し「今夜はブギー・バック」のイントロが流れると、観客は大盛り上がり。手を左右に振り、会場が一体となった。そのままの勢いで「ザ・ベスト」を披露すると、最後は夏といえばということで「サマージャム」をスペシャルver.で歌い上げ、アツいステージを締めくくった。

 5番手にはRHYMESTERが熱気に包まれた会場に登場すると、勢い溢れる「The Choice Is Yours」「付和 Ride On」を立て続けに披露。会場のボルテージは急上昇し、息のあったジャンプと手拍子で一体となった。メンバーの自己紹介代わりに「ライムスターイズインザハウス」を歌い上げ、MCへ。「RIP SLYMEとの関係性を知らない人?」との問いかけに思っていた以上の反応があると、「ヤバイ、結構いるぞ!!」と笑いつつ、先輩と後輩であることを明かし、RIP SLYMEのメンバーとのプライベートな話を披露した。そんな公私ともに親交の深いRIP SLYMEのRYO-Zのリクエストで「POP LIFE」を普段歌わない3番まで披露すれば、「真夏のWOWということで、夏といえばこの曲で盛り上がりましょう!」と「フラッシュバック、夏。」を懐かしい90年代のスペシャルver.で披露すると、観客もフロアを揺らした。そこから「WACK WACK RHYTHM ISLAND」「肉体関係」アッパーチューンで一気にまくし立てると、呼応するようにオーディエンスも拳を高く上げ応える。惜しまれつつも最後に「これはRHYMESTERの曲だけど、出した時周りはみんな自分の曲だと思ったらしいんですよ」と語る「ONCE AGAIN」を観客1人1人に語りかけるよう歌いあげると、フロアは王道のHIPHOPに酔いしれた。

 RIP SLYMEのトリ前を飾るのが、6番手、真心ブラザーズ。「突風」「高い空」を立て続けに披露すると、それまでのダンスフロアが一変してロックな雰囲気に包まれた。Gt.桜井は「今日の音楽はどのグループのものも関係なく心に響きました。呼んでくれてありがとう。RIP SLYME最高!」と語ると、96年のアルバムから「ふっきれてる」を披露。続けて圧倒的なパフォーマンスでマイ・リズムを歌い上げると「格好良くてすみません。」とおどけて見せる場面も。春先に出た新曲「I’M SO GREAT!」をアッパーに奏でた後は「RIPが夏のフェスに呼んだってことはあの曲やれってことだよね?」と名曲「ENDLESS SUMMER NUDE」を。これには会場のボルテージも上がり、観客全員が手を左右に振り一体感を見せた。続いて空にまいあがれのイントロが流れると歓声が湧き、ミディアムテンポなメロディーに体を揺らしていた。「時間が余ってるので、どか~んやります!!」と告げると大歓声、そのまま“どかんと一発~”の大合唱となった。最後は愛をハードに歌い上げ、実力を見せつける圧巻のパフォーマンスを見せた。

 そして本日のイベント主催かつメインアクトRIP SLYMEが登場。今か今かと待ちわびるファンの前に登場したメンバーは大歓声で迎えられた。トラックがアレンジされた最新verの「楽園ベイベー」そして「Good Times」を立て続けに披露しフロアを熱狂させると、RYO-Zが「せっかく拭いてもらった眼鏡がもう曇ってしまいましたよー!みなさん蒸れてますか?」と熱気に包まれたフロアをさらに煽る。また、RYO-Zは先日40歳の誕生日を迎えたが、フロアからはハッピーバースデーの暖かい拍手が贈られた。RIP SLYMEのライブは今まで雨が降ったことがないと自慢しつつ、「万が一雨が降っても延期なんてさせないためにデカいスペースの屋内ですよ!」と、この日がくるのを待ちわびていたことを伺わせる発言も。「普段見ることが出来ないパフォーマンスを!」と「真夏のWOW」真心ブラザーズからYO-KINGをゲストに迎え「光る音」を披露すると、この日しか見られないスペシャルなステージに観客は熱狂した。「AH!YEAH!」「ジャングルフィーバー」を歌い上げ、スチャダラパーを呼び込んで「レッツゴー7~8匹」を4年ぶりにパフォーマンス。先輩・後輩の息のあったパフォーマンスが印象的だった。ズルイのやってもいいですか?と「SLY」のイントロが流れると、客席は一気にダンスフロアと化した。続けて新曲「いつまでも」を披露し、どうですか?とファンに尋ねると最高!!との返事が返ってきた。最後の曲で「熱帯夜」のイントロが流れると悲鳴にも似た歓声が上がり、この日一番のコール&レスポンスが沸き起こった。本編が終了するも興奮冷めやらぬままアンコールが起こり、再び登場したRIP SLYME。懐かしい曲となかなか聞けないRemix仕様の「Super Shooter」「HOTTER THAN JULY」「JOINT」を披露し、「本当に楽しかったです!!また来年も会いましょう!!!!」とファンとの固い約束を交わして真夏のWOWは幕を閉じた。


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