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初のNo.1獲得から2週間首位を死守していたマイリー・サイラスの「レッキング・ボール」にかわり、ロードの「ロイヤルズ」が新たなNo.1に輝いた、10月12日付HOT100チャート。
ロードはニュージーランド出身、16歳のシンガーソングライターで、この「ロイヤルズ」は彼女のデビューシングル曲であり、初のNo.1獲得曲となる。すでにこの「ロイヤルズ」と、新曲「ザ・ラヴ・クラブ」がアメリカのiTunesシングルチャートTOP10入りを果たしていて、マイリー・サイラスをおさえNo.1を獲得したデジタルセールス、ポップ・ソングス、オルタナティブ・ソングスでも同時に首位を獲得した。先立ってNo.1となった本国ニュージーランドはもちろん、カナダのロックチャートでも首位となり、各国で大ブレイクを果たしている。この曲が収録されたデビューアルバム『ピュア・ヒロイン』は、母国ニュージーランドで9月27日、アメリカでは同月30日にリリースされ、次週はアルバムリリース週ということでエアプレイも上昇し、さらにポイントを伸ばすだろうということと、アルバムチャートでもTOP10入りが期待される。
2位にはかわらずケイティ・ペリーの「ロアー」が停滞。アルバム『プリズム』が今月の18日にリリースされることから、リリース日まではポイントを伸ばしそうだ。また、マイリー・サイラスの「レッキング・ボール」は一旦3位に後退したものの、こちらもアルバム『バンガーズ』のリリースが目前となっているので(10月4日リリース)、次週はケイティをおさえて2位に再浮上する可能性も高い。1stシングルの「ウィー・キャント・ストップ」も、登場16週目で15位に停滞している。
女性陣の激戦区となったTOP3に迫るのは、今週自己最高初動枚数でアルバムチャートNo.1を獲得した、ドレイクの「ホールド・オン・ウィアー・ゴーイング・ホーム」。登場8週目で4位まで上昇し、ラップチャート、R&Bチャートでは首位を獲得した。ドレイクにとって5曲目のTOP5入りで、アルバムの大ヒットを受けて今後もTOP10内に長期ランクインが予想される。
今週、TOP10内に初登場したのは、イルヴィスの「ザ・フォックス」。9月21日付で29位に初登場し、25位に上昇、先週は13位までジャンプアップして今週、登場4週目にして8位に到達した。ノルウェー出身の兄弟コメディアン2人組で、ユニークな歌詞とビデオが話題を呼び、既に8000万回近いストリーミング回数を記録している。本国ノルウェーではNo.1を獲得し、各国でデジタルセールスも好調。
TOP10以下では、11位にマイク・ウィル・メイド・イットの「23」がデビュー。大ブレイク中のマイリー・サイラスとコラボレーションしたナンバーで、マイリーのチアリーダー姿が話題のビデオ公開で一気に火がついた。マイク・ウィル・メイド・イットはマイリーの「ウィー・キャント・ストップ」を手掛けた張本人で、他にもシアラの「ボディー・パーティー」やリアーナの「ポアー・イット・アップ」を今年、大ヒットさせた。
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