トム・ヨーク、自身の視力障害に触れ10代女子にアドバイス

　アトムス・フォー・ピースのトム・ヨークとナイジェル・ゴッドリッチが、ティーンエイジャー女子からの質問に賢明にアドバイスした。

　アメリカのティーン向け情報サイト「Rookie Magazine」のコーナー“Ask a Grown Man（大人に訊いてみよう）”にて、2人は身体像や好きな人に向き合うことなど、全米の10代の女の子達からのさまざまな質問に答えている。

　心温まる17分のビデオを通じ、視聴者は10代を生き抜くために必要なアドバイスを得られる。この2人も非常に誠実に答えており、人見知りに対するゴッドリッチの“今を生きる”方法から、ヨークが自身の視力障害（生まれつき左目に障害がある）を受け入れる気持ちについて語ったジーンとくる話まで、胸がいっぱいになる映像だ。

　ヨークはビデオの中で、「あるパブで働いていたとき、とても面白い年上の女性がいた。彼女はいつも来ていたんだが、俺の視力障害について初めて“それはあなたの一番の個性よ”と言った人だった」と語っている。

　この“Ask a Grown Man/Woman”シリーズでは、これまでにテーガン＆サラ、ジミー・ファロン、ジャド・アパトーなど、沢山の人気芸能人を迎えている。

　ヨークとゴッドリッチのプロジェクト、アトムス・フォー・ピースは、2月にデビューアルバム『アモック』をリリース。同LPは米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場2位をマークした。同バンドはヨークとゴッドリッチの他、ベースのフリー（レッド・ホット・チリ・ペッパーズ）、パーカッションのマウロ・レフォスコ、ドラムのジョーイ・ワロンカーで構成されている。