ダイアン・ウォーレンからジェームズ・ホーナーまで、様々なアーティストの曲をカバーしてきたサラ・ブライトマンが、最新アルバム『ドリームチェイサー（夢追人）』でシガー・ロスの曲を取り上げた理由をビルボードに明かした。
サラ・ブライトマンはアイスランドのバンド、シガー・ロスの2005年のアルバム『タック』に収録されている「グロウソウリ」をカバーしている。
イギリスのバンド、スクイーズのクリス・ディフォードが同曲のために英語詞を提供しており、ブライトマンはオリジナル曲およびアイスランド自体の“素晴らしい景観”から得られるインスピレーションに敬意を示している。
サラ・ブライトマンは、「シガー・ロスにこの曲を英語で歌わせてほしいと申し出たら、なぜもっとソロに向いた曲をやらないのかと言われたわ。だから“あなたたちの創り出した素晴らしい景観が私をそうさせるのよ”と答えたの。いろんな情感を与えてくれるし、曲を聴いたとき、彼らがこの曲を書いた“場所”が私に訴えかけてきたの。それはアイスランドなんだけど……澄みきった空から受ける感情って、ホント何とも言えないわ」とビルボードに話している。
2008年の『神々のシンフォニー』以来となるスタジオアルバム『ドリームチェイサー（夢追人）』は、日本では今年1月に先行発売済み。アメリカでは4月16日に発売される予定だ。