セルジュ・ゲンスブール 孤高の音楽家に迫るドキュメンタリーが今夏日本公開

　ミュージシャン、映画監督、俳優など様々な顔をもつフランスを代表するアーティスト、セルジュ・ゲンスブールのドキュメンタリー作品『ノーコメント by ゲンスブール』が今夏日本にて公開される。

　ゲンスブール本人によるモノローグと貴重なアーカイヴ映像をメインに、ロシアからの移民の息子に生まれたという出自、画家を目指していた青年時代、そして音楽家として華々しいデビューを飾った後のスキャンダラスなプレイボーイというパブリックイメージとの葛藤など、ひとりの誠実な男としての内面に迫った今作。

　先日3月28日に開催された東日本大震災復興支援のためにジェーン・バーキンがセルジュ・ゲンスブールの楽曲を歌うのコンサート【Jane Birkin sings Serge Gainsbourg“VIA JAPAN”】を始め、没年10年以上を経ても歌い続けられる名曲の数々…。その名曲をインスパイアしたバーキン、ブリジット・バルドー、ジュリエット・グレコ、バンブーなど恋愛遍歴の相手“ゲンスブールの女たち”の秘蔵映像や発言集も含む、ゲンスブールに関する映像作品の決定版となっている。

◎作品情報
『ノーコメント by ゲンスブール』
監督：ピエール=アンリ・サルファティ
出演：セルジュ・ゲンスブール、ジェーン・バーキン 他
提供：キングレコード 配給・宣伝：アップリンク
2013年夏、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開