マックルモア＆ライアン・ルイスの「スリフト・ショップ」が2/23付以来5週ぶり、累計5週目となる首位に返り咲いた4月初週、4月6日付Hot100チャート。
5週間その座をバウアーの「ハーレム・シェイク」に譲り、月をまたいで返り咲きという見事な記録を打ち出したマックルモア＆ライアン・ルイス。2曲目のTOP40入りとなった「キャント・ホールド・アス」も、先週の40位から27位に急上昇し、シングルヒットの影響もあってか、アルバムチャートでも『ザ・ヘイスト』が14位まで再浮上。4月はあらためて彼らの大ブレイクからスタートしたといっても過言ではないだろう。
2位に後退したバウアーの「ハーレム・シェイク」を挟み、3位にアップしたのはジャスティン・ティンバーレイクの「スーツ＆タイ」。自身8曲目のTOP3入り、曲単位でも最高位を獲得した。もちろん、今週ナンバーワン・デビューを果たしたアルバム『20/20 エクスペリエンス』のプロモーション効果であり、セカンド・シングルの「ミラーズ」も25位から13位に、次週はTOP10入りを果たすだろう勢いで急上昇している。また、アルバムのオープニングを飾るナンバー「プッシャー・ラヴ・ガール」も、エアプレイでプッシュ・プレイされ64位に初登場。サード・シングルとして期待する声も挙がっているそうだ。
4位にはワンランク・ダウンのブルーノ・マーズ「君がいたあの頃に」、5位には“ステイ”中のリアーナ「ステイ」がランクイン。どちらも勢いの衰えはなく、次週以降のナンバーワン候補にも成り得る強さをみせている。6位には、先週TO10入りを果たしたP!NKの「ジャスト・ギブ・ミー・ア・リーズン」が9位から上昇。この曲のヒットもあり、アルバム『トゥルース・アバウト・ラヴ』も5位まで再浮上(最高位1位)している。
ピットブルとクリスティーナ・アギレラによる「フィール・ディス・モーメント」が予想通りTOP10入りを果たし、先週の11位から8位にアップ。ピットブルにとって8曲目、クリスティーナ・アギレラは他アーティストとのコラボも含め10曲目のTOP10ヒットとなった。
今週、長期に渡ってランクインしたウィル・アイ・アムとブリトニー・スピアーズの「スクリーム＆シャウト」が11位に後退したが、ウィル・アイ・アムのニューアルバム「ウィルパワー」からセカンド・シングルとしてカットされた「ザット・パワー」が、今週の初登場ナンバーワン人気で、リリース前はやくも42位にデビューした。今度はジャスティン・ビーバーをゲストに迎えたナンバーで、こちらもアルバム・リリースに向けてTOP10入りが期待されそうだ。
ジャスティン・ティンバーレイクの「ミラーズ」に続き、今週大きくポイントを伸ばしたのはテイラー・スウィフトの「22」。先週の64位から38ランクアップの26位まで浮上し、「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」、「トラブル」に続く大ヒットが早くも予想されている。