シェイディー・レコードは、昨年リリースしたスローターハウスの『ウェルカム・トゥ：アワ・ハウス』に続き、大物アーティストであるエミネム、イェラウルフ、50セントのニュー・リリースに向け準備をしているようだ。
同レーベル社長のポール・ローゼンバーグによると、エミネムの8枚目のスタジオ・アルバムはレコーディングが進んでいるとのことで、メモリアル・デー（戦没者追悼記念日／5月27日）後にリリースを予定しているようだ。先日ビルボードが発表した“今日の音楽ビジネスにおけるスゴ腕100人”にも入っているローゼンバーグは、「メモリアル・デー後のある日と言って間違いないが、具体的にいつかははっきりしていない」とコメント。エミネムは8月にヨーロッパでのライブがいくつか確定しているとも話している。
シェイディー・レコードは、最近テネシー州ナッシュビルでレコーディングを開始したイェラウルフのセカンド・アルバムや、日程は確定していないものの、度々延期されてきた50セントのアルバム『ストリート・キング・イモータル』を今年上半期中にリリースする予定だ。またスローターハウスは、メンバーのロイス・ダ・ファイブ・ナイン、クルックト・アイ、ジョエル・オティース、ジョー・バドゥンがそれぞれソロ・プロジェクトをリリースした後、シェイディーから2作目となる作品に向けて再集結するという。
なお、ローゼンバーグは今年、新しいマーチャンダイズとともにShadyRecords.comを再スタートさせ、ファンが定期的に訪れる場を創ることでシェイディーのブランドを強化していくそうだ。「我々のレーベルが持つ全ての才能とマテリアルがあれば、ファンは新曲やビデオが公開された時にだけチェックするのではなく、常にリッチなオンライン・コンテンツを楽しめるはずだ」と説明している。