全てが変わった……ジョン・メイヤー、声帯手術後の心境

2013年2月4日 / 17:45

 ジョン・メイヤーは、2012年夏に2回目の声帯手術を受けてから1度だけしか公の場で歌っていない。独特のブルージーな歌声で知られる彼だが、その声は以前とはガラリと変わってしまったという。

 メイヤーは、「僕の声は全てが変わってしまったんだ。笑い方も変わった。以前は高い声で照れくさいような笑い方だったけど、それも全く出来ない。新しい話し方、笑い方……全てにおいて新しい方法を見つけたんだ。今は、もし以前歌っていた時のような声に戻せれば、もう一度やりたいことが出来るのにって思うんだ」とローリングストーン誌のインタビューで語っている。

 先月、彼は現在住むモンタナ州ボーズマンで開催された消防士のチャリティで2年ぶりにプレイし、周囲を驚かせた。昨年の夏、ボーズマンでは大規模な山火事が発生しており、脅威にさらされたメイヤー宅でも消防士が助けてくれたという。

 メイヤーは最初の手術を受けてから術後の回復のためモンタナへ移り住み、それ以来は活動を休止したままだった。一方、2012年の暮れにはケイティ・ペリーと交際を始めており、彼女とのロマンスについて聞かれた際には「本当に幸せだよ。人生のあらゆる面で幸せだ」とのみ答えていた。

 最近は少し体重が落ちたようにも見えるが、私生活には全く問題ないと話すメイヤー。しかし、夜町へ繰り出す彼を位置情報と共に写真に撮る人たちには戸惑ったようで、成熟したメディアに対する見解についても語った。

 「誰かが僕の写真を撮って、それを翌日インターネットにアップして僕のことについて書く。それってどんな意味があるのか? 僕から何を奪おうとしているのだろう? って初めは考えたよ。でも、何も奪われはしないと時間が教えてくれたんだ。写真は彼らのものだし、彼らのスカーフも、スーツケースにフィットしないから身に着けているだけなんだって。何ともないよ。もし僕のオフを追いかけたかったら、それでも構わないさ」としている。

 メイヤーはすぐにでもツアーに出ることを望んでおり、またパフォーマンスはもう少し自然にできるスタイルへ変える予定だという。


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