マイリー・サイラス、“リアーナやミナージュにはならない！”新作とは

　米ディズニー・チャンネルのTVドラマ『ハンナ・モンタナ』でお馴染みのマイリー・サイラスは、以前「キャント・ビー・テイムド」のロックエンジェルス・リミックスでヒップホップ・アーティストのリル・ジョンとコラボレートしていたが、今年後半リリース予定の4作目のアルバムでは、オッド・フューチャーの最もアグレッシブなメンバー、タイラー・ザ・クリエイターをフィーチャーすることが明らかになった。

　マイリーは、「私がメアリー・J.ブライジと書いた曲を聴いたタイラー・ザ・クリエイターが、“この曲が頭から離れない。もしアルバムに入れると約束するなら俺がゲスト参加するよ”って言ったの。それで彼が仕留めたのよ！　私はヒップホップ・レコードなんて全然作りたくなかったし、リアーナやニッキー（ミナージュ）になろうとなんてしないわ。私の雰囲気じゃないもの！」と、コスモポリタン誌の最新特集の中で明かしている。

　2010年の『キャント・ビー・テイムド』に続く近々発売予定のニュー・アルバムは、ティーン・スターとしてキャリアの多くをディズニーのもとで積んで来た20歳の彼女が、初めて自分自身を表現したアルバムだ。「ディズニーの指針に沿って仕事をしていた時は、自分に優先順位をつけながら2人の人間のキャリアを送っていたわ。でも今は、一人のニューアーティストとして印象付けられるようにしたいの」とも話している。

　ヒップホップ集団“OFWGKTA（オッド・フューチャー・ウルフ・ギャング・キル・ゼム・オール）”が、若いポップ・スターとの共演に興味を示したのは、今回のマイリーが初めてではない。コラボレーションは余り重要じゃないとする21歳のタイラーだが、2011年に【MTVビデオ・ミュージック・アワード】で最優秀新人アーティスト賞を勝ち取った後、「でも、もしジャスティン・ビーバーに頼まれたらかなりクールだね」とビルボードに話していた。