昨年の春、主にキーボートなどを担当するマルチ・イントゥルメンタリスト、キャータン・スヴヴィーンソンが今後のツアーに参加しないことが発表されたが、正式にシガー・ロスから脱退したことが明らかとなった。
キーボード以外にギターやストリングスのアレンジなどもこなし、彼が加入した後の1999年にリリースされた『アゲイティス・ビリュン』では、バンドのサウンドに大きな変革をもたらし、世界的に評価される要因となった。
彼の脱退は、現地時間24日にバンドがファンからの質問に直接答えるというRedditのチャット(http://bit.ly/11V7g2F)で明らかにされたもので「バンドにとって変化が起こるのは、キャータンが脱退したからだけでなく、僕たちがいつでも進化をしながら面白い作品を作り続けようと思っているからだ。」とコメント。今後は、ソロで活動する予定だということだ。
さらにチャットでは、現在7枚目のスタジオ・アルバムの制作に取り掛かっていることことも明かし、同時にバンドのオフィシャル・サイトにて公開された2月から開催されるツアーのトレイラ―では新曲の一部が聞くことが出来る。アルバムのタイトルはまだ未定と言うことだが、映像には“#SR7”と言うハッシュタグがつけられている。
◎シガー・ロス オフィシャル・サイト
http://www.sigur-ros.co.uk/