PSY、「江南スタイル」リミックスを“唯一無二”のアノ人へ依頼

　PSYは「江南スタイル」のリミックス制作に唯一無二の人物、アフロジャックを選んだ。

　月曜にロサンゼルスで行われた米ラジオ局“KISS FM”主催の【ジングル・ボール・コンサート】バックステージにて、「2週間前にリミックスして、来週にはリリースされるよ」と明かしたアフロジャック。同会場で初めてPSYと対面したそうだが、彼がリミックスを頼みに接触してきたことを誇りに思っているようだ。「江南スタイル」については今年のお気に入り曲だといい、“天才だよ！”とビルボードに話した。

　アフロジャック（本名：ニック・ヴァン・ド・ウォール）によると、PSYは「“江南スタイル”をリミックスするのは君しかいないんだ」と連絡してきたといい、アフロジャックは「オッケー、いいね！」と答えたそうだ。

　これまでスヌープ・ドッグやマドンナのような伝説的なリミックスを手掛けてきたものの、こういった象徴的な曲を引き受けるのは未だに少し緊張するという。「ホントに、ホントに、ホントに大曲だからね！」と声をあげると、アフロジャックは「でも3か月前はマイケル・ジャクソンの“バッド”をリミックスしたんだから、“オッケー、江南スタイルもうまくやれるだろう”と思ったのさ」と付け加えた。

　“EDMバージョンみたいな感じかな”と話す同リミックス・バージョンは、かなりクラブ的で、まるまる8分間にわたり人々にお馴染みのダンスを真似させるものだという。

　また、期待されているデビュー・アルバムについて、完成間近であると明かしたアフロジャックは、「4月のはじめの週にリリースすると思うよ。本当にワクワクしていて、今の僕のハートの大部分を占めているよ」と話している。

　同アルバムはクリス・ブラウンと終えたばかりの新曲「アズ・ユア・フレンド」（2月リリース予定）などのコラボ曲が含まれるそうだ。また、同作を2枚組にする計画があることを明かしており、「1枚は一緒に歌えるラジオのクラブヒット曲で、少しクレイジーなものを混ぜながらも、とっつきやすいものに。もう1枚はクラブや車で楽しめるような、もっとハードにのれるものを」としている。