グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが公演先のイタリアで入院。間もなく退院することができたものの、9月2日に予定していたボローニャ公演を急きょキャンセルした。残りのメンバー、マイク・ダーントとトレ・クールはビデオ・メッセージを発表し、ファンに謝罪した。
ビデオの中でダーントは「心から謝るよ。ビリーは昨晩病院に担ぎ込まれ、医者に今日のコンサートは無理だと判断されたんだ」とコメント。一方、トレも「俺たちも驚いたけど、ビリーが一番困惑していた。今回は残念だけど必ず戻ってくるよ」と続け、できるだけ早い時期にイタリアに戻ってくることを誓っている。
ボローニャ公演は、日本、イギリス、フランス、ドイツをまわった2週間におよぶインターナショナル・ツアーの最終地だった。バンドは9月21日にラスヴェガスで行われる【iHeartRadioミュージック・フェスティバル】で復活し、その後、10月27日のニュー・オルリンズ【ヴードゥー・フェス】にも予定通り参加するという。
グリーン・デイはアルバム『ウノ！』、『ドス！』、『トレ！』の3部作をそれぞれ、9月25日、11月13日、来年1月15日に全米リリースする。既に7月に全米でリリースされているファースト・シングル「オー・ラヴ」は5週連続でロック・ソングス・チャート1位を獲得したほか、オルタナティヴ・ソングス・チャートでは彼らにとって16番目のトップ3ランク・イン曲となり、同チャートの新記録を打ち立てるなど好調なスタートを切っている。
なお、ビリーはNBCの番組『ザ・ヴォイス』で、クリスティーナ・アギレラ審査員のチームに指導者として参加することにもなっている。