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現在、投獄中のロシアのバンド、プッシー・ライオットやLGBT(同性愛者など)を擁護するだけでなく、銃やナチスマークを持ってワールドツアーを行っているマドンナ。彼女はビルボード.comに韻文スタイルの文書を寄せ、比喩としてニセの銃を使っていることなど、MDNAツアーにおける一連のパフォーマンスについて説明した。
(以下、マドンナからの文書)
私のショーは旅
闇から光への魂の旅
映画のようなミュージカル劇場でもあり
スペクタクルでもあり、意味深いパフォーマンスアートでもある
けれど、なによりも、旅なのだ
闇から光へ
カオスから秩序への旅
ショーの冒頭に暴力シーンがたくさんあるのは本当だし、モデルガンを使うこともあるけれど、それは比喩として使っているの。暴力や銃を容認しているわけではない。むしろこれは強く見せたいとか、心が傷つかないようにしたいという感情を表していて、私の場合は、人生で経験してきた教会のウソや偽善とか、心の狭い社会の独断的な考え方とか、そんな心の痛みを止めたいと思うことなの。
この旅を一緒にやり遂げれば、ファンのみんなも最後には私と同じものをはっきりと感じるはず。敵は自分の中にいて、“失望・不満・分別・悲しみ・嫉妬・ねたみ・憎しみ”に打ち勝つには“愛”が必要なことを。復讐でもなく、銃や暴力でもないことをね。
世界ではカオスと、闇と、心の狭さに出会うことが多くなっているけど、怒りや恨みに飲み込まれてはいけない。生まれつきの純粋な愛を誰もが内面に持っていて、それを引き出す方法を見つけなければならないことに気づくの。そして、自分が犠牲になるのも、他人のせいにするのもいけない。敵は自分の中にいることを認め、折り合いをつけたり、受け入れたり、自分を変えようとするの。そうすれば、誰も傷つけることなく世界を変えられるし、他の人たちをその気にさせることもできる。
映画ではたいてい悪役と善人役がいるけど、私は両方の役をやるわ。この旅を演じ切るのは楽しい。カンペキな人なんていないし、誰もが成長し続ける旅の途中なのだから。
みんな共感できるはずよ。アーティストとして、自分のショーの意味を理解してもらうことは大切なこと。だから、ショーの間は広い心で見守って欲しいの。そうやって見てもらえたら、会場を出る頃には何かを感じ、元気になり、世界を良くしようという気持ちになっているでしょう。
そう、私はいつもこんな風に思っていたの。
マドンナ
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