甘酸っぱい青春を歌ったNMB48がビルボードジャパンチャート首位を獲得

8月8日にリリースされたNMB48「ヴァージニティー」がエアプレイでは37位だったものの、シングルセールスポイントで他を圧倒的に上回り今週のBillboard JAPAN HOT100で首位を獲得。初キスを奪われる乙女の心境を歌った歌詞に懐かしさ溢れるメロディをのせた楽曲で、バンドサウンドとトランペットの音色が、青春学生時代を匂わす甘酸っぱい仕上がりだ。

　先週・今週と各地で盛り上がる花火大会、“旬”をテーマに歌った三代目 J Soul Brothers「花火」が2位にランクイン。パッと咲いて夜空に零れる火の粉とせつない夏の恋を重ねたラブソング。蜷川実花が手掛けたジャケット写真＆ミュージック・ビデオでも話題となっている。

　注目は3位のワン・ダイレクション「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」。UK人気オーディション番組『Xファクター2010』にそれぞれソロとしてエントリーしていたナイル、ゼイン、リアム、ハリー、ルイによるグループで先日のロンドン・オリンピック閉会式でも素晴らしいパフォーマンスで会場を沸かせた5人組だ。「UK出身グループとして史上初となるデビュー・アルバムでの全米チャート初登場1位」という歴史的快挙を成し遂げ、ポップなサウンドと爽やかなルックス、これまでのボーイズ・グループにない魅力で世界中で大旋風を巻き起こしている彼ら、莫大なエアプレイポイントを稼ぎ見事上位にくい込んだ。