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年号別チャート“Billboard JAPAN Showa Books”の2026年9月3日公開チャート(集計期間:8月24日~8月30日)で、綾辻行人『十角館の殺人』が3週連続で首位を獲得した。
本作は総合ポイントが前週比76%に減少したものの、3週連続の首位をキープした。内訳を見るとSNSのポイントが381.6と全体の約5割を占めており、店舗(170.17)、サブスクリプション(211.6)を上回って最大の牽引役となっている。
続く2位は前週4位から2ランクアップしたミヒャエル・エンデ/大島かおり『モモ』。総合ポイントは前週比95%とわずかに減少したが、上位の落ち込みが大きかったことで順位を上げた。内訳ではサブスクリプションが210.8とポイントの4割強を占め、図書館での貸し出し人気の高さがうかがえる。
3位は前週8位から5ランクアップした夏目漱石『こころ』。総合ポイントは前週比137%に増加し、大きく順位を戻した。SNSのポイントが297.0と全体の6割超を占め、話題性の高まりが順位上昇を後押しした。
一方、前週2位だった東野圭吾『卒業』は5位に後退。総合ポイントは前週比62%に減少し、店舗(150.11)が4割、SNS(210.15)が6割を占める構成となった。前週3位だった太宰治『人間失格』も4位に一つ順位を下げ、総合ポイントは前週比76%に減少。SNSのポイントが339.78と全体の9割近くを占めている。
その他、6位には馬場のぼる『11ぴきのねこ』が初のチャートインで初のトップ10入りを果たした。ポイントはすべてサブスクリプションによるもので、1967年の刊行から3世代にわたり読み継がれてきたロングセラー絵本が、図書館での貸し出しを通じて存在感を示した形だ。10位には東野圭吾『放課後』が前週15位から5ランクアップして入り、東野作品が『卒業』と合わせて2作、トップ10入りを果たしている。
トップ10圏外では、河野万里子/アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ『星の王子さま』が前週19位から7ランクアップの12位、有吉佐和子『悪女について』も前週26位から7ランクアップの19位と、いずれも大きく順位を上げた。一方、前週6位だった有吉佐和子『青い壺』、7位だった中川李枝子/大村百合子『ぐりとぐら』はいずれもランク外に後退した。
◎Billboard JAPAN Showa Books トップ10
1位『十角館の殺人』綾辻行人
2位『モモ』ミヒャエル・エンデ/大島かおり
3位『こころ』夏目漱石
4位『人間失格』太宰治
5位『卒業』東野圭吾
6位『11ぴきのねこ』馬場のぼる
7位『夜と霧』ヴィクトール・エミール・フランクル/池田香代子
8位『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス/小尾芙佐
9位『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティ/青木久恵
10位『放課後』東野圭吾
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