【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォーレン『アイム・ザ・プロブレム』通算14週目の首位、チャーリーxcx初登場3位

2026年8月3日 / 09:15

 今週(2026年8月8日付)の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”は、モーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』が約7か月ぶりに返り咲き、通算14週目の首位を獲得した。3位には、チャーリーxcxの最新作『ミュージック・ファッション・フィルム』が初登場し、今年2作目のTOP10入りを果たしている。

  2025年5月31日付のチャートで1位に初登場したモーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』は、同年7月19日付まで8週間連続で1位に滞在した後、8月9日付で返り咲き、8月30日付まで4週間首位を獲得。以降約4か月間TOP10にランクインして、今年の1月17日付で通算13週目の首位復帰を果たした。以降、一度もTOP10から外れることなく上位を維持し、今週(8月8日付)で約7か月ぶりの返り咲きを決めた。

  アルバムが7か月以上の期間を経て首位へと返り咲くのは、2月28日付のチャートでバッド・バニーの『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』が約8か月ぶりに1位へと復帰して以来、今年で2度目の快挙となる。

  今週の集計週(2026年7月24日から7月30日)には、ストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)が78,000(6%増)、アルバム・セールスが1,500(31%増)、トラックによる換算ユニット(TEA)は500(8%増)を記録して、累計80,000(7%増)のアルバム換算ユニットを獲得。収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は8,088万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートで24週目の首位(非連続)を獲得した。  

 今週ポイントが上昇したのは、集計週の初日である7月24日にリリースされた新曲「ビーン・バイ・ナウ」に関する話題性やプロモーションの恩恵によるもので、7月18日に開催された<Still the Problem Tour>のボルチモア公演で同曲を初めてライヴ・パフォーマンスしたことも話題を呼んだ(ツアーは8月1日のフィラデルフィア公演で締めくくられた)。なお、「ビーン・バイ・ナウ」はアルバム『アイム・ザ・プロブレム』には収録されていないので、チャートのポイントには寄与していない。  

 その反響は前作『ワン・シング・アット・ア・タイム』にも引き起こされていて、前週から4%増加の40,000にアルバム・ユニット数を伸ばし、先週の10位から今週7位に再浮上した。

  初登場の6月27日付から7月4日付の2週首位を記録したオリヴィア・ロドリゴの『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』(80,000ユニット/8%減)は今週も2位をキープ。続いて3位には、チャーリーxcxの最新作『ミュージック・ファッション・フィルム』が初登場して、以下に続く通算4作目のTOP10入りを果たした。

・『クラッシュ』(2022年/最高7位)
・『ブラット』(2024年/最高3位)
・『Wuthering Heights/ 嵐が丘』(2026年/最高8位)
・『ミュージック・ファッション・フィルム』(2026年/最高3位)

  初週アルバム・セールスが57,000、ストリーミングによるアルバム換算ユニットは21,000を記録して、累計78,000のアルバム換算ユニットを獲得。週間アルバム・ユニット数、週間セールスいずれも自己最高記録を更新して、アルバム・セールス・チャートでは1位に初登場した。収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は2,174万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートでは23位にデビューしている。

  本作は、15種類のアナログ盤(サイン入りエディション3種を含む)、4種類のCD(サイン入りエディション2種を含む)、4種類のデジタル・ダウンロード・アルバム(追加のB面曲3曲を収録した1種を含む)、1種類のカセットテープがリリースされている。   6月1日に情報が解禁され、7月24日にリリースされた『ミュージック・ファッション・フィルム』からは、リード・シングルの「ロック・ミュージック」がソング・チャート“Hot 100”にランクインして、アルバムのヒットに繋げている。

  先述の通り、本作は2月28日付のチャートで8位を記録した映画『嵐が丘』のインスパイアード・アルバム『Wuthering Heights / 嵐が丘』に続く今年2作目のTOP10入りで、2026年のチャートで2作以上を同チャートに初登場させた3組目のアーティストとなった。その記録を達成した他の2組は以下の通りで、女性アーティストでは現時点でチャーリーxcxが初の快挙となる。  

ドレイク(計3作)
・5月30日付:『アイスマン』(1位)
・5月30日付:『ハビビティ』(2位)
・5月30日付:『メイド・オブ・オナー』(3位)

 ATEEZ(計2作)
・2月21日付:『GOLDEN HOUR :Part.4』(3位)
・7月11日付:『GOLDEN HOUR :Part.5』(1位)

  先週4位にランクインしていたエラ・ラングレーの『ダンデライオン』(74,000ユニット/3%増)は今週も同位をキープ。ノア・カーンの『ザ・グレイト・ディヴァイド』(62,000ユニット/1%減)は5位、ドレイクの『アイスマン』(53,000ユニット/5%減)も6位をそれぞれ維持して、先述の『ワン・シング・アット・ア・タイム』(7位)を挟み、故マイケル・ジャクソンの『スリラー』(39,000ユニット/3%減)は8位をキープした。  

 先週11位にランクインしていたオリヴィア・ディーンの『ジ・アート・オブ・ラヴィング』(37,000ユニット/1%増)は今週9位に、ノア・カーンの『スティック・シーズン』(35,000ユニット/1%減)も12位から10位に、それぞれTOP10復帰を果たしている。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは8月7日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
2位『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』オリヴィア・ロドリゴ
3位『ミュージック・ファッション・フィルム』チャーリーxcx
4位『ダンデライオン』エラ・ラングレー
5位『ザ・グレイト・ディヴァイド』ノア・カーン
6位『アイスマン』ドレイク
7位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォーレン
8位『スリラー』マイケル・ジャクソン
9位『ジ・アート・オブ・ラヴィング』オリヴィア・ディーン
10位『スティック・シーズン』ノア・カーン


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