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英ロンドンのウェンブリー・スタジアムで12公演に及ぶレジデンシー公演をスタートさせたばかりのハリー・スタイルズが、現地時間2026年6月16日に【メルトダウン・フェスティバル】に出演し、一夜限りの特別なステージを披露した。
この日は、ジュールズ・バックリー率いるオーケストラと共演し、カバー曲やレア曲、新たなアレンジを施した楽曲を織り交ぜた多彩なセットリストで観客を魅了した。会場となったのは、サウスバンク・センター内のロイヤル・フェスティバル・ホールで、スタイルズは2026年開催の同フェスティバルのキュレーターを務めている。これまで、ロバート・スミス、故デヴィッド・ボウイ、グレイス・ジョーンズといった著名アーティストがキュレーターとして名を連ねている。
現在開催中の【トゥゲザー、トゥゲザー】レジデンシー・ツアーとは異なる内容で、カバー曲やレア曲、新たなアレンジを施した楽曲を織り交ぜた全13曲を披露した。特に注目を集めたのは、2017年のデビュー・アルバム『ハリー・スタイルズ』収録曲「Two Ghosts」を約6年ぶりにライブで演奏したことだ。また、新作アルバム『キス・オール・ザ・タイム. ディスコ、オケージョナリー』収録曲のいくつかも、この日のための特別なオーケストラ・アレンジで披露された。さらに、「Fine Line」「Matilda」「Boyfriends」といったファン人気の高い楽曲もセットリストに組み込まれた。
カバー曲も多数演奏され、スタイルズはステージの大半をピアノの前で過ごした。カナダのシンガーソングライター、パトリック・ワトソンの「Here Comes the River」と「Hommage」を取り上げたほか、最後はサイモン&ガーファンクルの名曲「Bridge Over Troubled Water」で締めくくった。この曲は【トゥゲザー、トゥゲザー】で、スタイルズがステージに登場する前の入場曲としても使用されている。
スタイルズは、普段のライブとは異なる今回の公演について、英The London Standardの取材に対し、「僕は昔からオーケストラ音楽やクラシック音楽が大好きなんです。ただ、楽譜を読めない人間としては、その世界に足を踏み入れるのはかなり勇気のいることでもあります」と語っていた。
現在開催中の【トゥゲザー、トゥゲザー】ツアーは5月にオランダ・アムステルダムで開幕し、6月12日からロンドンのウェンブリー・スタジアム公演がスタートした。同会場では6月から7月にかけて全12公演が予定されている。この12公演により、スタイルズはウェンブリー・スタジアムにおいて1年間で最も多く公演を行ったアーティストの新記録を樹立した。これまでの記録保持者は、2025年に10公演を行ったコールドプレイだった。
◎ハリー・スタイルズ【メルトダウン・フェスティバル】セットリスト
Boyfriends
Paint By Numbers
Matilda
Matter Red (Orchestral interlude)
Two Ghosts
The Waiting Game
Fine Line
Hummingbird (Orchestral interlude)
Coming Up Roses
Here Comes The River (Patrick Watson cover)
Carla’s Song
Hommage (Patrick Watson cover)
Bridge Over Troubled Water (Simon & Garfunkel cover)
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