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今週(2026年6月20日付)の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”は、ドレイクの『アイスマン』が4週連続の首位を獲得。TOP10には、5位にマルコム・トッドの『ドゥー・ザット・アゲイン』、7位にナイル・ホーランの『ディナー・パーティー』がそれぞれ初登場した。
5月30日付のチャートで初動アルバム・ユニット463,000を記録して1位に初登場したドレイクの『アイスマン』は、翌週(6月6日付/225,000ユニット)、先週(6月13日付/171,000ユニット)に続き今週も1位を維持して、初登場から4週連続の首位を獲得した。
4週目の首位を獲得した『アイスマン』は、今週の集計期間(2026年6月5日~6月11日)にストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)が132,000(前週比22%減少)、アルバム・セールスは500(前週比43%減少)を記録して、合計133,000(前週比22%減少)のアルバム・ユニットを獲得した。収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は1億3,582万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートでも4週目の首位を維持している。
初登場から4週間連続で1位を獲得したのは、2025年10月18日付~11月29日付の7週間(通算記録は12週)を記録したテイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』以来で、R&B/ヒップホップ・アルバムとして初登場から4週間連続で1位を獲得したのは、2023年8月12日付~9月2日付の4週間(通算記録も4週)を記録した、トラヴィス・スコットの『ユートピア』以来となる。
ドレイクが1位を獲得した全15作のうち、4週以上首位を獲得したのは『ヴューズ』(2016年/13週)、『スコーピオン』(2018年/5週)、『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(2021年/5週)に続く4作目となる。
初登場から2週連続(4月25日~5月2日付)で首位を獲得したエラ・ラングレーの『ダンデライオン』(87,000ユニット/前週比7%減少)は、先週に続き今週も2位にランクイン。モーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』(79,000ユニット/前週比4%減少)も3位、ノア・カーンの『ザ・グレイト・ディヴァイド』(67,000ユニット/前週比14%減少)も4位をそれぞれキープした。モーガン・ウォーレンは、前作『ワン・シング・アット・ア・タイム』(42,000ユニット/前週比3%増加)も今週9位(前週8位)に、TOPに2作をランクインさせている。
続いて今週5位には、米カリフォルニア州出身のシンガー・ソングライター=マルコム・トッドの最新アルバム『ドゥー・ザット・アゲイン』がデビューして、同チャート3作目のランクインと自身初のTOP10入りを果たした。
『ドゥー・ザット・アゲイン』が初週で記録したアルバム・ユニットは67,000で、その内訳はアルバム・セールスが30,000(アルバム・セールス・チャートで2位に初登場)、ストリーミングによるアルバム換算ユニットが37,000(収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は3,949万回で、ストリーミング・アルバム・チャートで8位に初登場)となっている。初週の売上は、6種類のアナログ盤(2種類はサイン入り)と2種類のCD(1種類はサイン入り)によって押し上げられた。
マルコム・トッドは、2024年12月にロック&オルタナティブ・ソング・チャートに初登場し、翌年4月に最高1位を記録した「チェスト・ペイン(アイ・ラヴ)」で初めてビルボード・チャートにランクインした。同2024年にリリースされたデビュー・アルバム『マルコム・トッド』からカットされた同曲は、翌2025年4月にソング・チャート“Hot 100”にも初のランクインを果たしている。
これまでソング・チャート“Hot 100”にチャートインしたのは4曲で、2024年のミックステープ『スイート・ボーイ』から「スイート・ボーイ」と「イヤリングズ」、そして本作『ドゥー・ザット・アゲイン』からは「アイ・ソウ・ユア・フェイス」と「ブリーズ」の2曲がランクインした。
アルバム・チャート“Billboard 200”では、デビュー・アルバム『マルコム・トッド』が2025年8月に最高49位を記録。2024年リリースのミックステープ『スイート・ボーイ』は、今年1月に初登場した後5月にTOP40入りを果たした。
『ドゥー・ザット・アゲイン』のリリース週には、9月2日の米テキサス州アービングを皮切りに翌10月まで続く北米ツアーを発表した。ツアー前には、モントリオールで開催される【オシアガ・フェスティバル 2026】(8月1日)と、サンフランシスコで開催される【アウトサイド・ランズ 2026】(8月8日)にも出演する予定だ。
伝記映画『Michael/マイケル』の劇場公開を受けて再ヒットしている故マイケル・ジャクソンの『スリラー』(55,000ユニット/前週比10%減少)は、先週に続き6位をキープ。ベスト盤『ナンバー・ワンズ』(51,000ユニット/前週比10%減少)は7位から8位にワンランクダウンした。
今週7位には、ナイル・ホーランのソロ4作目のスタジオ・アルバム 『ディナー・パーティー』がデビューして、以下に続く4作目(4作連続)のTOP10入りを果たした。
・『ディナー・パーティー』(2026年/最高7位)
・『ザ・ショー』(2023年/最高2位)
・『ハートブレイク・ウェザー』(2020年/最高4位)
・『フリッカー』(2017年/最高1位)
今年に入ってからは、ワン・ダイレクションのメンバーがそれぞれニュー・アルバムをリリースしていて、ナイル・ホーランは以下に続く4人目のランクインとなる。
・ルイ・トムリンソン『ハウ・ディド・アイ・ゲット・ヒア?』(2月/最高16位)
・ハリー・スタイルズ『キス・オール・ザ・タイム.ディスコ, オケージョナリー.』(3月/最高1位)
・ゼイン『コナッコル』(5月/最高18位)
・ナイル・ホーラン『ディナー・パーティー』(6月/最高7位)
『ディナー・パーティー』が初動で記録したアルバム・ユニットは55,000で、その内訳はアルバム・セールスが48,000(アルバム・セールス・チャートで1位に初登場)、ストリーミングによるアルバム換算ユニットが7,000(収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は697万回)となっている。初週の売上は、複数のサイン入りエディションを含むアナログ盤、CD、カセットテープ計15種類以上のフィジカルによって押し上げられた。
ナイル・ホーランは、9月22日にイングランドのバーミンガムでツアー【Dinner Party Live on Tour】をスタートする前に、米テネシー州ナッシュビル(7月9日)と米ペンシルベニア州ハーシー(7月18日)で、トーマス・レットとの共同ヘッドライナーによるスタジアム公演を2公演行う予定。同ツアーはヨーロッパとオーストラリアを巡った後、来年3月にアメリカに上陸する。
TOP10を締めくくるのはオリヴィア・ディーンの『ジ・アート・オブ・ラヴィング』(35,000ユニット/前週比2%減少)で、前週の14位から10位にTOP10復帰を果たしている。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは6月18日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『アイスマン』ドレイク
2位『ダンデライオン』エラ・ラングレー
3位『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
4位『ザ・グレイト・ディヴァイド』ノア・カーン
5位『ドゥー・ザット・アゲイン』マルコム・トッド
6位『スリラー』マイケル・ジャクソン
7位『ディナー・パーティー』ナイル・ホーラン
8位『ナンバー・ワンズ』マイケル・ジャクソン
9位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォーレン
10位『ジ・アート・オブ・ラヴィング』オリヴィア・ディーン
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