【ビルボード】米津玄師「IRIS OUT」2026年上半期に海外で最も聴かれた日本の楽曲に(コメントあり)

2026年6月5日 / 04:00

 世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した“Global Japan Songs Excl. Japan”。 2026年の上半期は、米津玄師「IRIS OUT」が1位に輝いた。

 「IRIS OUT」は、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』主題歌として書き下ろされた楽曲。2025年9月のリリース後、米ビルボードのグローバル・チャート“Global Excl. U.S.”で日本語楽曲史上最高位となる2位を獲得するなど、国外でも大きな注目を集めた。上半期の集計期間内では『第76回NHK紅白歌合戦』での初パフォーマンス映像がロングヒットを後押しし、通算16度の首位を獲得。累計では当チャート歴代2位タイとなる通算26度の首位を獲得した。

 なお米津玄師は、4位に宇多田ヒカルとのコラボレーション作「JANE DOE」、5位にTVアニメ『チェンソーマン』OPテーマ「KICK BACK」、19位にアジアで根強い支持を集める「Lemon」がチャートイン。トップ20に4曲を送り込んだ。

 上半期リリース曲で最高位となったのはKing Gnu「AIZO」(3位)だ。TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」オープニング・テーマに起用された同曲は、アニメ最終回を機にストリーミング数が急上昇。4月9日公開チャートで初の1位を獲得し、その後9週連続で首位を維持している。

 7位のXG「HYPNOTIZE」も、上半期リリース曲としてトップ10に食い込んだ。同曲は1月23日にリリースされた1stフルアルバム『THE CORE – 核』のリード曲で、2月5日公開チャートでは当時19週連続でトップをキープしていた「IRIS OUT」を抜いて自身3曲目の首位を獲得した。XGは現在ワールドツアーを開催中で、7月には【FUJI ROCK FESTIVAL ’26】への初出演も予定している。下半期の動向にも要注目だ。

 当チャートのトップ100と、個別に発表している13の国と地域の各トップ100の重複率を2025年上半期と比較すると、インドを除くアジア(韓国、台湾、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール)では重複率が低下した。これらの国/地域では、聴かれる日本楽曲の独自性が増してきている。一方で、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカでは重複率が上昇しており、人気曲への集中傾向が強まった。

 アニメタイアップなど従来の手法が依然有効な一方、東アジア・東南アジアでは各国/地域固有の文脈で日本楽曲が受容されており、ひとつのアプローチで全地域を同時に動かすことが難しくなっていることがうかがえる。国外のどこを狙うにしても、ライブ・フェス出演やメディア露出、海外アーティストとのコラボレーション、他カルチャーへの越境など、複数のチャンネルで現地リスナーとのつながりを深めることがこれまで以上に求められていくだろう。

◎米津玄師 コメント全文(※JAPAN Hot 100と共通)
IRIS OUTがここまでたくさんの人に好いてもらえる曲となったことを誇らしく思います。いまになって聴き返してみても本当にアホみたいな曲だなと笑っちまうのですが、この時代にこういう曲を残せたうえで、また新たに音楽を続けていけるのは、大衆音楽家としてこの上なく幸福なことでしょう。あらためてチェンソーマンという偉大な作品に感謝を述べたいです。ありがとうございました。

【2026年上半期Billboard JAPAN Global Japan Songs Excl. Japan】トップ20
1位「IRIS OUT」米津玄師
2位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
3位「AIZO」King Gnu
4位「JANE DOE」米津玄師, 宇多田ヒカル
5位「KICK BACK」米津玄師
6位「真夜中のドア~stay with me」松原みき
7位「HYPNOTIZE」XG
8位「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
9位「革命道中」アイナ・ジ・エンド
10位「オトノケ」Creepy Nuts
11位「死ぬのがいいわ」藤井 風
12位「SPECIALZ」King Gnu
13位「青のすみか」キタニタツヤ
14位「Pretender」Official髭男dism
15位「NIGHT DANCER」imase
16位「アイドル」YOASOBI
17位「夜に駆ける」YOASOBI
18位「シルエット」KANA-BOON
19位「Lemon」米津玄師
20位「廻廻奇譚」Eve

集計期間:2025年11月21日(金)~2026年5月21日(木)


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