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スペインの著作権管理団体SGAE(スペイン著作者出版者協会)は2025年、著作権使用料収入が同団体史上最高となる3.93億ユーロ(約725.9億円)超を記録したことを、ビルボード・エスパニョールが現地時間5月18日に独占報道した。成長を牽引したのはライブ音楽、ストリーミング、および国際事業であり、会員への使用料純分配額は3.1%増の3.6億ユーロ(664.9億円)となり、9.7万人超の著作者および会員に分配された。
ライブ公演は主要な収益ドライバーの一つとなった。コンサートおよびツアー関連の使用料収入は7,300万ユーロ(134.8億円)に達し、2024年比13.3%増で同カテゴリー過去最高を記録した。うち5,600万ユーロ(103.4億円)が音楽コンサートおよびツアーによるものだった。
スペイン国内で最も多くの著作権使用料を生んだ国際アーティストのコンサートとしては、AC/DC、エド・シーラン、ブルース・スプリングスティーン、BLACKPINK、Stray Kidsらの公演が挙げられる。ダニ・マルティン、ホアキン・サビーナ、アイタナ、マヌエル・カラスコ、レイバといった国内アーティストのツアーも、年間を通じて高水準の使用料収入をもたらした公演に含まれている。
スペイン国外で生じた使用料も記録を更新した。国際収入は4,000万ユーロ(73.8億円)超に達し、前年比14%増となった。主な市場は米国、メキシコ、ドイツ、イタリア、アルゼンチン、フランスだった。デジタル収入も過去最高を更新し、2025年は6,400万ユーロ(118.2億円)超に達した。音楽ストリーミングがその大部分を牽引し、著作権使用料として4,100万ユーロ(75.7億円)を生み出した。前年比22%増となる。
テレビその他の音楽公衆使用に関する収入は引き続き大きな比重を占め、合計で1億9,000万ユーロ(350.9億円)超に達した。管理コストの削減も使用料分配の拡大に寄与しており、2021年以降で追加800万ユーロ(14.7億円)が分配に充てられたとしている。
こうした成果の背景には、2025年に始動した戦略計画「SGAE28」がある。同計画は組織の近代化と新たな収益源の拡大を目的としたものだ。SGAEのクリスティナ・ペルピニャ=ロベルト事務局長は「収入創出能力を高め、より公正かつ効率的な分配を実現することが目標だ」と述べた。
著作者、出版者、相続人を含む14万人超の会員を擁するSGAEは、220以上の地域で8,000万作品超のレパートリーを管理している。2025年5月には、世界有数の著作権管理ネットワークである国際著作権管理団体連合(CISAC)の理事会に復帰した。
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