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レッド・ホット・チリ・ペッパーズが、録音音楽カタログをワーナー・ミュージック・グループ(WMG)に3億ドル超で売却したことを、情報筋が米ビルボードに確認した。WMGはバイン・キャピタルとの12億ドル規模のジョイント・ベンチャーを通じて同カタログを取得した。同ジョイント・ベンチャーは録音音楽および出版権の両分野における買収を目的としている。
米ビルボードは2025年2月、同バンドが録音カタログの売却先を探っていると最初に報じており、当時の情報筋によれば売却希望額は最大3.5億ドルとされていた。その時点で、すでに合意に達しておりWMGが最有力の買い手とみられているとする情報筋もいたが、資金の受け渡しはまだ行われていなかった。
情報筋によれば、バンドはWMGが米国で発売した13枚のスタジオ・アルバムおよびその他のリリースを所有しているが、米国でEMIからリリースされた最初の4枚のスタジオ・アルバム(今回の売却に含まれる)の権利保有状況については米ビルボードでは確認できていない。また、今回の取引にバンドの氏名・肖像・パブリシティ権が含まれるかどうかも不明である。
米ハリウッド・リポーターが現地時間5月8日に売却成立を最初に報じた。WMGはバイン・キャピタルとのジョイントベンチャーを通じ、これまでに6.5億ドル相当の録音音楽および出版カタログを取得したと発表していた。
米ビルボードが昨年公表した試算によると、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのマスター録音カタログは年間約2,600万ドルの収益を生んでおり、その大部分は『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』や『カリフォルニケイション』といったヒット・アルバムを含むWMG管理分のカタログが占めている。
今回のWMGへの売却は、バンドが音楽出版カタログをHipgnosisに1.4億~1.5億ドルで売却してから5年後のこととなる。出版資産と録音音楽カタログの両案件は、情報筋によれば法律事務所Myman Greenspan Fox Rosenberg Mobster Younger & Lightが売却交渉を担当した。
WMGはコメントを控えた。売却交渉を担当していた弁護士エリック・グリーンスパンは、記事掲載時点でコメントに応じていない。
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