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小川洋子が、3月5日に短編集『劇場という名の星座』を集英社より刊行する。
本作は、2025年2月をもって一時休館となった帝国劇場を題材にした全8編の短編集。劇場に関わる人々の記憶や祈りを描き、ひとつの劇場をめぐる物語を多角的に構成している。
物語には、白杖の父が遺したミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』のパンフレットに挟まれた手紙を手がかりに展開する「ホタルさんへの手紙」、劇場内で暮らしながら“ある人”を探し続ける少年を描く「内緒の少年」、劇場ロビーに置かれた“幸運の椅子”にまつわる伝説を描く「こちらへ、お座りください」などを収録。劇場空間の裏側や、そこに集う人々の営みを繊細に描写している。
執筆にあたり、東宝株式会社の協力のもと、劇場関係者への取材を実施。取材を踏まえ、帝国劇場という空間に蓄積された時間や記憶を物語として結実させたという。
なお、本作について、俳優の井上芳雄は、雑誌『éclat』4月号の中で「本当に劇場愛あふれる作品でした。ひとつの劇場の内部にここまで深く踏み込んでいる物語は、例がないんじゃないでしょうか」とコメントを寄せている。
◎担当編集からのコメント
小川さんはこの作品の執筆にあたり、東宝株式会社の全面協力のもと、劇場で働く方々から貴重なお話を聞くなど、帝国劇場を徹底取材なさいました。そうして生まれた星たちの物語、ぜひご注目ください。
◎書籍情報
『劇場という名の星座』著:小川洋子
2026年3月5日(木)発売
1,925円(tax in.)
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