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ケシャが、先月米ホワイトハウスのアカウントに投稿されたTikTok動画で自身の楽曲「Blow」が無断使用されたとして、トランプ大統領に対して強く抗議している。
現地時間2026年3月2日のインスタグラム・ストーリーズおよびXへの投稿でケシャは、政権が自身の楽曲を“暴力を煽り、戦争をすると脅すために”使用したと非難した。また、自分の音楽が“いかなる形の暴力を促進するためにも”使われることは承認していないとし、これは“私の信念とまったく正反対だ”と述べた。
ケシャの投稿はトランプを「犯罪者的な捕食者」と呼んで締めくくり、このことがエプスティーン・ファイルでトランプの名前が100万回以上言及されているという事実から目を逸らさせてはならないと訴えた。(米ニューヨーク・タイムズによれば、児童性犯罪者の故ジェフリー・エプスティーンに関して1月に公開された文書には、トランプの名前が38,000件記載されていた。)
ケシャは、プロモーション映像やSNSへの投稿、集会においてホワイトハウスとトランプ政権が楽曲を無断使用したとして抗議の声を上げてきたアーティストたちの最新の一人となった。
昨年12月には、ホワイトハウスがサブリナ・カーペンターの「Juno」を使用したICEの映像をXに投稿したが、このポップ・スターが“邪悪で非常に不快”と反応したことを受け、ホワイトハウスは静かに削除した。カーペンターはその後、政権に対して自分や自身の音楽を、「非人道的な計略のために使わないで」と求めた。
しかしサブリナとホワイトハウスの攻防はこれで終わらなかった。わずか数日後にホワイトハウスは【グラミー賞】受賞者の『サタデー・ナイト・ライブ』プロモ映像から切り取った編集映像を投稿して対抗した。その投稿ではサブリナが“違法すぎることで誰かを逮捕する必要があるかもしれない”と言っているように見えるが、“違法”という言葉は明らかに改ざんされたものだ。オリジナルの映像では、彼女は『SNL』のマルセロ・ヘルナンデスに対してセクシーすぎるから逮捕すると冗談を言っていた。ICEの映像と同様、この編集映像もその後削除された。
このほかにも、オリヴィア・ロドリゴ、セリーヌ・ディオン、フー・ファイターズらが、トランプ政権による楽曲使用に対して抗議してきた。シザもまた、人気音楽を注意をそらすために利用する政権の姿勢を批判し、12月にXへ、「ホワイトハウスが無料プロモのためにアーティストを怒らせて煽るなんて、闇の極み」と投稿している。
本稿執筆時点で、ホワイトハウスは「Blow」のTikTok(いいね180万回、コメント約17,000件)を削除しておらず、ケシャのインスタグラム・ストーリーへの回答もしていない。
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