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音楽史に名を刻む最も由緒ある空間での新たな試みとして、アビー・ロード・スタジオが史上初となるレイヴを開催する。
スタジオ・ワンは、ベルギーのエレクトロニック界を代表するソウルワックスとタッグを組み、現地時間2026年2月21日午後8時から翌日の午前1時まで、1夜限りのイベント【アビー・ロード・アフター・アワーズ】を実施する。英ロンドン北西部に位置する同スタジオには300人の来場者が招かれ、アビー・ロードはこの催しを“世界初の体験”と表現している。入場は抽選制で無料となり、応募はすでに開始されている。参加希望者は「ソウルワックス・レイヴ・ホットライン」(+44 7786 072699)に電話することでエントリーできる。
ソウルワックス(ステファンとデイヴィッド・ディワーラ兄弟)は、アビー・ロードから依頼を受け、このイベントのキュレーションを担当する。プログラムには、彼らの長年の別名義である2manydjsによるDJセットに加え、後日発表予定のスペシャル・ゲストが含まれる。またこのイベントは、米ニューヨークの伝説的クラブであるパラダイス・ガラージに着想を得てカスタム制作されたスピーカーシステム、ディーウィー・サウンドシステムの初の大規模披露の場ともなる。このシステムは、兄弟が自身のディーウィー・クラブナイト用に入手したものだ。
【アビー・ロード・アフター・アワーズ】では、このイベントのために制作されたソウルワックスの新曲も披露される。デュオは前日に、フル・ライブ・バンドとともにアビー・ロードの象徴的なスタジオ・ツーでレコーディングを行い、そのセッションはダイレクトにレコードへカッティングされる。完成した楽曲は、当日の夜にスタジオ・ワンで流される予定だ。
ソウルワックスは、声明で「クレイジーなアイデアに対する自分たちの引き寄せられ方が、倒錯的なのか健全なのかは、他人が決めることだろう」と述べ、「でも、音楽史上もっとも象徴的なレコーディング・スタジオからクレイジーな企画をオファーされたら、断る理由はない。この挑戦を受け入れるし、これがアビー・ロードでの最後のレイヴにならないことを心から願っている」とコメントしている。
アビー・ロードのマーケティング&クリエイティブ・ディレクターであるマーク・ロバートソンは、「ここでレイヴを開催するという話を何年もしてきたので、ソウルワックスがその最初の夜をキュレーションしてくれるのは本当に感慨深いです。スタジオ・ワンは、エルガーからジョン・ウィリアムズに至るまで、数え切れないほどの時代を画する“初”の舞台となってきました。この空間を大胆で新しい創造性に開くことは、私たちの伝統に忠実であると同時に、刺激的で大胆な試みです」と付け加えている。
アビー・ロードは昨春、象徴的なレコーディング・スペースであるスタジオ・ワンを大規模改修の末に再オープンした。この工事のため、同スタジオは2024年後半に史上初めて一時閉鎖されていた。近年では、ハリー・スタイルズ、U2、ノエル・ギャラガー、リトル・シムズ、サム・スミスといったアーティストたちにも使用されている。
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