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アイアン&ワインが、2024年の『ライト・ヴァース』の兄弟作となる『ヘンズ・ティース』から新曲「In Your Ocean」をリリースした。
今作は、1年間の制作休止期間の後、ローレル・キャニオンのWaystation Studioで、同じバンドと共に同じセッションでレコーディングされた。アイアン&ワインことサム・ビームは、「曲作りに熱中している時、バンドは僕に寄り添ってくれて、想像もしていなかった世界へと導いてくれる。今の時期は、自発性が私にとって大切だ。以前ほど証明しなければならないことは多くない。ずっと自由になり、これまで以上に音楽を作るのが大好きになった。正解も不正解もない。ただ幸運を祈り、ベストを尽くすだけだ」と語っている。
ミュージシャンたちは直ぐに意気投合し、互いに刺激し合ったため、数テイクで曲をレコーディングすることも多く、時には1日に2、3テイクというペースでもあった。この2枚のアルバムは二卵性の双子と言えるかもしれない。DNAを共有し、互いに補い合いながらも、それぞれ異なるアイデンティティを持ち、共通点だけでなく相違点も定義している。『ライト・ヴァース』は、言葉遊び、ユーモア、ナンセンスを多用する詩の形式にちなんで名付けられた。甘く軽やかな印象派調のアルバムで、時に抽象表現を交え、コロナ禍の憂鬱な空気を力強く振り払っている。そして収録曲の多くは、不確実性の中に希望を示唆するアイデアや感情にちなんで名付けられている。
一方、『ヘンズ・ティース』の世界は、『ライト・ヴァース』よりも土臭く、暗く、力強く、そして触覚的なものだ。プレイヤーは、ギターのDavid Garza、ベースのSebastian Steinberg、キーボードのTyler Chester、ドラムのGriffin Goldsmith、Beth Goodfellow、Kyle Crane。Paul Cartwrightはヴァイオリンとマンドリンをはじめ、様々な弦楽器をプレイし、両アルバムのストリングス・アレンジも担当している。インディー・カントリー・トリオのI’m With Herが、陽気なリード・シングル「Robin’s Egg」と、優しくも悲しげな「Wait Up」でフィーチャーされている。
サム・ビームは、「ずっとこのタイトルを使いたかった。このタイトルをすごく気に入ってる。僕にとって、このタイトルは不可能を暗示している。鶏の歯なんて存在しない。でも、このアルバムはまさにそんな感じだった。あるはずのない贈り物なのに、そこに存在している。あり得ないことだけど、現実なんだ」と8枚目のフル・アルバム『ヘンズ・ティース』について語っている。
◎リリース情報
アルバム『ヘンズ・ティース』
2026/2/27 RELEASE
SP1707CDJ
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