<レポート>WOOYOUNG (From 2PM)、100名のファンと至近距離トーク 2PMへの思いも

2026年1月6日 / 14:00

 2025年12月24日に自身初のベストアルバム『3650.zip』をリリースした2PMのウヨンが、12月26日にタワーレコード渋谷店移転30周年記念イベントとして、ファン100名を招待したトークショーを開催した。

 MCの古家正亨の呼びかけでステージに現れたウヨンは、BLUEと書かれたトレーナーに水色シャツ、キャスケット帽と、『3650.zip』のジャケット写真からそのまま飛び出てきたような衣装で登場した。古家と会場に集まったファン=Hottestから「可愛い!」と声があがり、「ちょっと恥ずかしい……」とドギマギ。ウヨンは、以前に2PMのメンバーたちと同店を訪問した経験はあるが、ソロでトークショーを行うのは今回が初めてだ。

 『3650.zip』には、「365日×10年をzipファイルに閉じ込めて届ける」という意味があり、その意味がしっかり伝わる言葉をスタッフ全員と時間をかけて考えたという。日本デビュー10周年にかけて、収録曲やこれまでの活動にまつわる10のテーマを通して、ウヨンの活動を振り返る「Tell me your Reason!~WOOYOUNGの10の理由~」が展開され、トークもほぼ日本語で行われた。

 まず、“Reason of Solo Energy”と題して、2015年の日本ソロデビュー曲「R.O.S.E」の話題へ。デビュー当時の思い出を聞かれたウヨンは「Zeppでのショーケースツアーが楽しかったです。僕のソロでの姿を早く見せたくて、楽しみにしていました。その気持ちが高まった瞬間だったと思います」と振り返る。

 2017年にリリースされた「Party Shots」は、刈り上げや歯に付けたグリル、クラブでかかるようなパーティーソングでファンたち(&古家)を驚かせた作品。「びっくりしましたよね。ごめんなさい(笑)」と自身も認めつつ、「新しいアルバムを作るたびに、新しいウヨンを見せたいと思っています。これは今も変わりません。(「Party Shots」の)イメージと曲調が自分にも合うかを想像しながら作りました。今後も新しい曲やストーリー、イメージでみなさんの前に立ちたいと思っています」「可愛いウヨンも真面目なウヨンも、テンションが高いウヨンも見せられるかが重要です。『アイドルだからなんでもできるはず!』と考えて、作りました」と、作品ごとに違う変化を見せることにこだわっていることがわかった。ちなみに、今日は“可愛いウヨン”で登場したようだ。

 そして、除隊後の2023年、5年半ぶりの作品となった「Off the record」は、80年代を感じさせるタイムレスな仕上がりに。「(Hottestと)会えない時間が長くあったので、(戻ってきたときに)どう会話をしようかと考えました。「Party Shots」のようなショックは与えずに(笑)、甘くて優しくて、秘密がありそうな雰囲気で、かつ僕が好きなダンスもできる曲を準備しました」と説明。今だから言えること(オフレコ)として、無類のレコードコレクターであるウヨンは「古家さんから高価なLPをいただいて、とても嬉しかったです」と言って、MCを喜ばせた。

 「君の別の名前」は、「Off the record」とは違うタイプのダンスナンバー。「オールドスタイルをやってみたかったんです。僕はダンスが大好きな人だから、いつも歌って踊れる曲を準備したいと思うんです。いい曲にもしたいし、カッコいいダンスも見せられるような、そのベストな真ん中を見つけるのは簡単ではないです。みんなが好きな曲調にもしたいし……ちょっとでも(どちらかに)オーバーしちゃうと、オールドサウンドになりすぎちゃう……」と悩みは尽きないようだ。

 そして、『3650.zip』で初音源化された「Yo モリアガッテ Yo (WOOYOUNG ver.)」は、後輩GOT7のために2016年に書き下ろしたナンバーのセルフカバー。自身のライブでは何度も披露されてきたが、「ライブで歌うとみなさんの反応が熱くて。今回、自分の声で出す必要があると思ったんです」とセルフカバーした理由を教えてくれた。「GOT7のライブでもめっちゃ盛り上がったのを覚えています」と当時をよく知る古家もお気に入りの一曲だ。「GOT7の若さやエネルギーが感じられるような、彼らに似合う曲を書きました。『自分がGOT7だったら』と想像して書いた曲です」と、プロデューサー目線のウヨンが垣間見えるエピソードが出た。

 『3650.zip』には、2PMの作品に収録されたソロ曲「ハンパない」も収録。「メンバーとはいつも連絡を取り合っていて、昨日はテギョンさんと電話しました。いま、撮影中だそうで……あ、これは秘密です!」とポロっと出た裏話に、会場にいるHottestたちは大喜び。今年、2PMは日本デビュー15周年を迎えるが、「みんなでいろいろ会話してます。Jun. Kさんは何を食べるかとか、ニックンさんの調子はどうかとか。はい、これも秘密です」という秘話に会場は笑いにつつまれた。

 そして、今回のベストアルバムのリード曲「Reason」は、「なぜ自分は音楽を作るのか」というウヨンの音楽家としてのすべてが詰め込まれた新曲だ。「(歌詞に込める思いは)いつも考えますが、今回はシンプルな歌詞で自分の深い思いを瞬時に感じてもらうことに時間をかけました。どのように思いを伝えるかはいつも努力して考えているのですが、今回も難しかったです。“理由”っていう言葉は普段でもよく使われる言葉ですよね。答えがはっきり伝わるように、Reason(理由)をタイトルにしました」と、曲の奥に隠された思いを明かしてくれた。

 そして、ウヨンが手がけた2PM「天の川 ~GALAXY~」も外せない人気ナンバー。今回はソロver.が収録されている。「すべてはHottestがいるからできること」と、彼らの活動の原動力であるHottestに捧げる曲だ。「いつも僕は、僕たちとHottestのみなさんの関係を気にかけてます。大事な存在なので、アルバムもコンサートも機会があれば本気でやりたいと思うんです。いつも感謝してますし、メンバーもみんな、みなさんの真心から来る応援をしっかりと受け取っています」と、固く結ばれた絆を、目の前にいるHottestたちの目を見つめながら、真っ直ぐな言葉で伝えた。

 そして、ラストはこれからのことについて。ウヨンは、12月27日と28日に神戸で開催するソロコンサートで2025年最後のコンサート活動を締めくくる。ライブでは、「普段のウヨン」から「おかしなウヨン」、「一生懸命なウヨン」まで楽しめるという。「来年はどんなことに挑戦したい?」という質問には「まずは2PM! 時間ができたらソロでも新しい曲を届けたいですね」と明かして、Hottestたちを沸かせた。

 最近はもっぱら自分のことに集中しているというウヨン。「悩みに向き合ったり、ピアノや歌の練習をしたりと、スキルアップに時間を使っています。最近はほかのことに興味がなくなりました」と、キャリア15年以上ながら、音楽への探求は止まらない。
 
 イベントも終盤に近づき、この日の感想を求められたウヨンは、Hottestとこうして至近距離で会う機会をもっと作っていきたいと話す。「みんなもやりたいですよね? JYP Japanのスタッフさん、お願いします(笑)!」と、ステージ上でスタッフに直談判する場面に会場も大笑いだ。

 最後に「みなさん、今日は寒い中、ここに来てくれて、時間を作ってくれてありがとうございます。神戸で最後まで、一生懸命コンサートをやって、来年もみんなに会えるように頑張ります」と伝え、トークショーは終了。謙虚な姿でHottestの前に現れたウヨンは、MC古家をたてようと、古家よりも腰を低くした低姿勢でステージを去っていった。

Text by Mariko Ikitake

◎リリース情報
WOOYOUNG (From 2PM) BEST ALBUM『3650.zip』
2025/12/24 RELEASE
<初回生産限定盤A(CD+Blu-ray)>
ESCL-6160~6161 5,600円(tax in.)
<初回生産限定盤B(CD+Blu-ray)>
ESCL-6162~6163 5,400円(tax in.)
<通常盤(CD)>
ESCL-6164 3,300円(tax in.)
<Pi Young盤(CD)>※期間生産限定
ESCL-6165~6166 3,500円(tax in.)

◎公演情報
【2025 Jang Wooyoung Concert <half half> in Japan】※すべて終了
11月29日(土)、30日(日)東京・Kanadevia Hall
12月27日(土)、28日(日)兵庫・神戸文化ホール 大ホール


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