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2025年12月18日公開分(集計期間:2025年12月8日~12月14日)の経済書籍チャート“Billboard JAPAN Hot Economy Books”で、外山滋比古の『思考の整理学』が1位に輝いた。
本チャートは、紙書籍・電子書籍・図書館貸出を統合した総合書籍チャート“Billboard JAPAN Book Hot 100”をもとに、日本図書コード(Cコード)を参照したジャンル情報から政治・経済関連を抽出し、順位化したチャートだ(抽出ジャンル:「ビジネス」「政治」「社会思想・社会学」「社会問題」)。
外山滋比古による“知のバイブル”は前週に続いてトップに。本書は全国44の大学で大学生協文庫累計販売冊数1位を獲得(2002年8月~2025年7月まで)。SNSやAIが進む現代社会で、自分を見つめ直す時間を与える一冊として、再び注目が集まっている。
両@リベ大学長による『本当の自由を手に入れるお金の大学』、安達裕哉『頭のいい人が話す前に考えていること』が続き、上位3作品は前週と変わらない。4位には海外旅行添乗員/美術解説員の山上やすおが名画や作家のエピソードを会話形式で説明する『死ぬまでに観に行きたい世界の超絶美術を1冊でめぐる旅』が登場。『最後の晩餐』や『二人のフリーダ』『花四部作』『果蔬涅槃図』など、世界各地の美術館を13日間でめぐる“世界一周美術ツアー”が楽しめる。
企業版ふるさと納税制度が“過疎ビジネス”に利用されている実態を追った横山勲の『過疎ビジネス』は、前週から大きく順位を上げて、トップ10に初チャートイン。文藝春秋の動画メディア『文藝春秋PLUS』の公式YouTubeチャンネルで著者とともに本作を語る動画が公開されており、本書にも注目が集まったと考えられる。
◎【Hot Economy Books】トップ10
1位『思考の整理学』外山滋比古
2位『本当の自由を手に入れるお金の大学』両@リベ大学長
3位『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉
4位『死ぬまでに観に行きたい世界の超絶美術を1冊でめぐる旅』山上やすお
5位『世界の一流は「休日」に何をしているのか』越川慎司
6位『こうやって頭のなかを言語化する。』荒木俊哉
7位『生きる言葉』俵万智
8位『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』エマニュエル・トッド/大野舞
9位『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』今井むつみ
10位『過疎ビジネス』横山勲
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