【米ビルボード・アルバム・チャート】テイラー・スウィフト『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』通算8週目1位、ホリデーALがTOP10返り咲き

2025年12月8日 / 10:00

 今週(2025年12月13日付)の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”は、テイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が返り咲き、通算8週目の首位を獲得。TOP10にはホリデー・アルバム3作も返り咲き、6位にマイケル・ブーブレの『クリスマス』、7位に故ビング・クロスビーの『アルティメット・クリスマス』、9位にヴィンス・ガラルディ・トリオの『スヌーピーのメリークリスマス』がそれぞれ再登場した。

 『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』は、初登場の10月18日付から11月29日付けまで7週間連続で1位を獲得した後、先週(12月6日付)のチャートで3位にランクダウンしたが、今週返り咲き首位獲得週を通算8週目に更新した。

 今週の集計期間(2025年11月28日~12月4日)で記録した99,000ユニット(前週比12%増加)の内訳は、ストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)が53,000(前週比18%減少)、アルバム・セールス(フィジカル、デジタル・ダウンロードの累計売上)が46,000(前週比121%増加)、トラックによる換算ユニット(TEA)は1,000(前週比76%減少)となっている。

 オンデマンド公式ストリーミング再生数は6,938万回を記録して、ストリーミング・ソング・チャートでは2位をキープ。アルバム・セールス・チャートでは先週の4位から2位に上昇した。

 今週セールスが急上昇したのは、小売店でのブラックフライデー施策や、公式ウェブサイトで新たに販売された直筆サイン入りCDの効果が追い風となっている。

 先週4位にランクインしていたモーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』(71,000ユニット/前週比6%減少)は今週2位に、『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』のサウンドトラック(66,000ユニット/前週比1%減少)も5位から3位にそれぞれ再浮上。一方、先週1位に初登場したStray Kidsの『DO IT』(64,000ユニット/前週比78%減少)は今週4位に、映画『ウィキッド
永遠の約束』のサウンドトラック(63,000ユニット/前週比49%減少)も2位から5位に、それぞれ順位を下げた。

 続いて今週6位には、マイケル・ブーブレの『クリスマス』が前週の12位から上昇して、1月4日付以来約11か月ぶりのTOP10復帰を果たしている。今週記録した58,000ユニット(前週比70%増加)は主にストリーミングによって牽引されていて、ストリーミングによるアルバム換算ユニットは48,000を記録(オンデマンド公式ストリーミング再生数は6,486万回)。ストリーミング・ソング・チャートでは11位から3位にジャンプアップした。

 『クリスマス』がリリースされたのは2011年10月で、同年12月10日~2012年1月7日付までの5週間1位を獲得。その後も毎年この時期になるとポイントが上昇して、TOP10にランクインし続けている。本作には、「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」や「ホリー・ジョリー・クリスマス」、「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」、「イッツ・ビギニング・トゥ・ルック・ア・ロット・ライク・クリスマス」といったホリデー・チャートの“Holiday 100”にチャートインしたヒット曲が収録されている。

 続いて7位にも、故ビング・クロスビーのホリデー・アルバム『アルティメット・クリスマス』が先週の16位から上昇して、TOP10復帰している。前述の『クリスマス』同様に、今週記録した52,000ユニットのほとんどがストリーミングによるアルバム換算ユニット(48,000/6,355万再生)によるもので、ストリーミング・ソング・チャートでも14位から4位にTOP10入りした。

 2024年にリリースされた『アルティメット・クリスマス』は、同年12月14日付で9位にTOP10入りした後、今年の1月4日付で最高位の3位まで上昇。1959年1月5日付のチャートで2位を記録した『メリー・クリスマス』以来の最高位を記録した。なお、『メリー・クリスマス』は1958年1月6日付のチャートで最高位の1位を獲得している。

 『アルティメット・クリスマス』には、数あるビング・クロスビーのヒット曲の中でもホリデー・チャートの“Holiday 100”にチャートインした定番曲「ホワイト・クリスマス」や「イッツ・ビギニング・トゥ・ルック・ア・ロット・ライク・クリスマス」、「ドゥー・ユー・ヒア・ホワット・アイ・ヒア」、アンドリューズ・シスターズと共演した「メレ・カリキマカ」などが収録されている。

 先週7位にランクインしていたオリヴィア・ディーンの『ジ・アート・オブ・ラヴィング』(48,000ユニット/前週比1%減少)は今週8位にランクダウンして、9位にはヴィンス・ガラルディ・トリオの『スヌーピーのメリークリスマス』が先週の18位から上昇して、10位にランクインした2023年1月7日付以来、約3年ぶりのTOP10復帰を果たした。

 『スヌーピーのメリークリスマス』が今週記録した46,000ユニット(前週比68%増加)の内訳は、ストリーミングによるアルバム換算ユニットが26,000(前週比72%増加/3,381万再生)、アルバム・セールスが20,000(前週比64%増加)で、トラックによる換算ユニットは前週から42%増加している。ストリーミング・ソング・チャートでは先週の43位から13位、アルバム・セールス・チャートでは10位から4位にそれぞれ順位を上げた。

 今週記録したセールス20,000の内訳は、そのほとんどがアナログ盤による売上で、2022年12月31日付のチャートで23,000枚を売り上げて以来、約3年ぶりの週間最高セールスを記録した。

 本作のリリースは、『ピーナッツ』の初アニメーション番組『スヌーピーのメリークリスマス(A Charlie Brown Christmas)』が米CBSで放映され【エミー賞】を受賞した1965年で、初の米ビルボード・チャート入りには1987年。ホリデー・アルバム・チャートで、同年に初めてランクインして、2007年1月27日付チャートでは最高位の2位まで到達している。また、Billboard 200では2022年1月1日付チャートでは最高位の6位を記録した。

 『スヌーピーのメリークリスマス』のテレビ特番は、1965年から2000年まで毎年ホリデー・シーズンに米CBSで放送されていた。2001年から2019年までは米ABCが放映権を取得し、2020年にはApple TVがこの特番を含む『ピーナッツ』作品の配信権を取得した。Apple TVは、毎年『スヌーピーのメリークリスマス』を期間限定で無料配信していて、今年の無料配信期間は12月13日、14日となっている。

 今週の集計期間は、感謝祭直後の11月28日から12月4日までの7日間が対象。今年はクリスマス(12月25日)が木曜日にあたるため、ホリデー・シーズン中の集計週は今後さらに3週間残っている。次週以降は、今週TOP10に再登場した3作を含めホリデー・アルバムがさらに勢いを増すことが予想される。

 デラックス版のリリース効果で先週6位にリエントリーしたテイト・マクレーの『ソー・クロース・トゥー・ワット』(44,000ユニット/前週比31%減少)は今週10位にランクダウンした。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは12月11日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』テイラー・スウィフト
2位『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
3位『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』サウンドトラック
4位『DO IT』Stray Kids
5位『ウィキッド 永遠の約束』サウンドトラック
6位『クリスマス』マイケル・ブーブレ
7位『アルティメット・クリスマス』ビング・クロスビー
8位『ジ・アート・オブ・ラヴィング』オリヴィア・ディーン
9位『スヌーピーのメリークリスマス』ヴィンス・ガラルディ・トリオ
10位『ソー・クロース・トゥー・ワット』テイト・マクレー


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