ユーフ、サハラの砂を運ぶ風に着想を得た新曲「Calima」公開

　ユーフが、最新EP『Mt. Sava』より新曲「Calima」を解禁した。

　「Calima」では、サハラの砂を大陸を越えて運ぶ風に着想を得た、静けさの中に流れる穏やかな一瞬を描き出している。先行シングル「Mesa Mesa」は、砂漠に広がる壮大なテーブルマウンテンへのオマージュで、エムドゥ・モクターからレッド・ツェッペリン、ブラック・サバスまで幅広い影響を感じさせ、前作の幻想的なサウンドを保ったまま、よりヘヴィなサウンドを取り入れている。

　本作は、2025年初頭に発表された前作EP『Alma’s Cove』に続く作品で、自然の音風景と静謐な内省をテーマにした旅路の続編となる。前作の穏やかな海辺から舞台を移し、雄大な山岳砂漠のスケールを描く自然の音風景と静かな内省を描いた6曲が収録。オープニングの「Moon Dive」は、夜明けを迎える静かなひとときを瞑想的に描き、聴き手に休息と内省の空間を提供する。一方、「Night Air」では山岳地帯特有の気温や湿度の変化に触発され、夜の砂漠の脈動を表現。「山岳砂漠の環境では昼夜の温度・湿度の変化がより強く感じられる」とバンドは語っている。「Orken Bloom」は、デンマーク語で“砂漠”を意味し、朝日が昇る瞬間のエネルギーを感じさせるダイナミックなトラックに仕上がっている。

　ユーフによる新作EP『Mt. Sava』は2025年10月31日に＜Ninja Tune＞傘下のレーベル＜Technicolour＞よりデジタルと数量限定12インチにてリリースされる。

◎リリース情報
EP『Mt. Sava』
2025/10/31 RELEASE
https://yuuf.lnk.to/mtsava