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J.バルヴィンが、自身7作目となる最新アルバム『Mixteip』をリリースした。今作には、先行シングル「KLK」と「Rio」に新曲8曲を加えた計10曲が収録されており、ジャンルの垣根を越えて様々な楽曲に挑戦している。
フォーカス・トラックとなっている「Zun Zun」は、長年のコラボレーターであり、ラテンのヒット・メーカーであるジャスティン・キレスとレニー・タバレスをフィーチャー。力強いレゲトンのリズムに乗る当楽曲は、3人のアーティストが軽快にヴァースを繋げながら、それぞれのスタイルを披露。クライマックスに向かって盛り上がっていく構成は、クラシックなレゲトンの本質を再構築し、鮮烈なフィナーレへと到達している楽曲となっている。
1993年製のカメラのレンズを通して撮影された「Zun Zun」のミュージック・ビデオでは、クラシックなレゲトンの雰囲気をノスタルジックに描いている。ハウス・パーティー・スタイルのクラブを舞台に、90年代のレゲトンに贈るラブレターとして、J.バルヴィンらはこのジャンルの黄金期を再現している。
『Mixteip』で注目すべきもう一つの楽曲がレゲトンからサルサ・ナンバーへと移行する「Misterio」だ。当楽曲では、サルサのレジェンド、ギルベルト・サンタ・ロサがナレーターとしてフィーチャリングされている。「Hermano, el amor no es siempre lo que parece. A veces, hay que vivir, y a veces hay que sufrir(兄弟よ、愛はいつも見かけ通りではない。時には生きることも必要だし、時には苦しむことも必要だ」とナレーションで語り、リスナーを新たなリズムの次元へと導く本作は、身体を揺らす衝動と、内省を促す深みを同時に持ち合わせる楽曲となっている。
なお、J.バルヴィンは8月に開催される【SUMMER SONIC 2025】 への出演が決まっている。
◎リリース情報
アルバム『Mixteip』
配信中
https://umj.lnk.to/JBalvin_Mixteip
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