エンターテインメント・ウェブマガジン
2025年4月16日公開(集計期間:2025年4月7日~4月13日)のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で、初週108,767枚を売り上げて首位を獲得したAdo『Adoのベストアドバム』。
本作は、Adoのメジャー・デビュー5周年を記念したベスト・アルバム。CD2枚組にデビュー曲「うっせぇわ」をはじめ、「ギラギラ」「踊」「新時代」「唱」など、全40曲が収録されている。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『Adoのベストアドバム』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/148659/2)は、今作を含む過去アルバム全作の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なアルバムの販売比率とも比較するため、2025年に発売された全てのアルバムの販売比率も全アルバムとしてグラフに追加している。
図1を見てみると、今作は全アルバムと比較して、関東地方における比率が29.7%(以下かっこ内全アルバム:47.9%)と低くなっている一方、その他の地域における比率が高いことがわかる。東北地方6.9%(4.5%)、中部地方16.3%(10.7%)、四国地方4.2%(1.6%)などとなっている。この傾向は過去のアルバム4作にも共通しており、Adoは大都市圏のみに依らない全国的な人気を得ていると言えるだろう。インターネット上で歌い手として活動していたこと、メジャーデビュー曲「うっせぇわ」から現在に至るまでのヒットと話題性、全国ツアーの開催など、複合的な要因により全国的な幅広い人気が定着していることが窺える。
続いて図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/148659/3)は、今作を含む過去アルバム全作の初週と累計販売枚数を比較したグラフである。今作は『残夢』(112,441枚)に次ぐ過去3番目の初週売上枚数(108,767枚)を記録した。過去アルバム4作の累計販売枚数を見てみると、リリース初週だけでなく、その後もじわじわと販売枚数を伸ばしていることから、ロングヒットの傾向が見てとれる。今作についても次週以降のセールス動向に注目していきたい。
自身初のベストアルバムとなる今作で、特定の地域に依存しない全国的な人気を示したAdo。今月からは自身2度目の世界ツアー【Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll】をスタートさせる。世界を股にかけて活躍するAdoから今後も目が離せない。
洋楽2025年12月8日
今週(2025年12月13日付)の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”は、テイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が返り咲き、通算8週目の首位を獲得。TOP10にはホリデー・アルバム3作も返り … 続きを読む
洋楽2025年12月8日
ケンドリック・ラマーの『GNX』には、全12曲よりもはるかに多くの楽曲が収録される可能性があったようだ。 【グラミー賞】受賞プロデューサーのサウンウェイヴ、ジャック・アントノフ、マスタードが登場した米ヴァラエティの最新インタビューで、サウ … 続きを読む
J-POP2025年12月7日
戦慄かなのが、大森靖子の楽曲提供による新曲「LOVED ALL」を12月24日に配信リリースすることが決定した。 今作は、初期ZOC在籍時代の楽曲「moreキュン奴隷」以来、2作目となる大森靖子からの楽曲提供作品。ファン待望はもちろんの … 続きを読む
J-POP2025年12月7日
yutoriが、2026年3月より全国ワンマンツアー【yutori ONEMAN TOUR 2026】の開催を発表した。 【yutori ONEMAN TOUR 2026】では全国9か所を巡る予定で、関東圏は自身最大キャパシティとなるK … 続きを読む
J-POP2025年12月7日
TWICEが、ワールドツアー日本公演【TWICE <THIS IS FOR> WORLD TOUR IN JAPAN】の追加公演を、2026年4月25日・26日・28日に東京・MUFG STADIUM(国立競技場)で開催する。 本ツアー … 続きを読む