コブクロが結成の地である大阪で告知なしでの電撃ストリートライヴを敢行。そして、12月18日にリリースされる4年4ヵ月ぶりのオリジナルアルバム『One Song From Two Hearts』の詳細も明らかになった。
2008年12月の東京以来、5年ぶりとなるストリートライヴ。大阪では本人たちの記憶にもほとんどなく、イベントやMVの撮影以外ではおそらくメジャーデビュー以来初めてではないだろうか。今年はツアー「One Song From Two Hearts」を行ない、ファイナルは京セラドームで36,000人の前でのパフォーマンスだったが、もともとはストリートでお客さんとの距離が近いところでライヴをやっていた2人。ひさびさに近い距離でのライヴをやりたいと思い立ち、スタッフの心配もよそにストリートライヴを行なうことを決めた。
前日に看板やチラシを手づくりで作ったコブクロの2人。もちろん音響も立てず、小渕健太郎のギターと2人の歌のみで、告知も一切なしだ。まったくお客さんがいない夕方の大阪駅前におもむろに出ていく2人。通行人は本当にコブクロなのかと目を疑ったが、身長差を見てそうだとわかり、瞬く間に本人たちの前に人だかりが。スタート直後には、すでに300人程度の人だかりができた。
「ということで、大阪でストリートはメジャーデビュー以降やっていないので、どうしてもやりたいとお願いしました」と小渕。そして、ストリートでずっとやってきた「轍－わだち－」からライヴがスタートした。2曲目は、今2人が最も歌いたい「One Song From Two Hearts」。今のコブクロを象徴する楽曲のひとつであり、休養から明けて2つの車輪が順調に回転していること、2人でコブクロであること、見てくれている人とコブクロで曲ができてくるということを歌っている。すでに広場は多くの人であふれていた。
続いて、「路上ではじめて歌った「桜」といううたを聴いて下さい」というMCから「桜」を披露。「スピーカーは入れませんでした。これが本当のストリート、聞こえづらいかもしれないけど、楽しんで下さい」と、ラストには「YELL～エール～」をパフォーマンスした。ライヴ終了後、2人は「昔を思い出した…」とコメント。「ドームをやって2ヵ月経つけどどうしてもストリートをやりたかった。原点回帰というありきたりのいい方だけど、「One Song From Two Hearts」というタイトルにふさわしくストリートができてよかった」と語った。
また、ニューアルバム『One Song From Two Hearts』は12月18日リリース。今作には2010年11月にリリースし、大ヒットを記録したシングル「流星」（フジテレビ系ドラマ『流れ星』の主題歌）から、最新シングル「One Song From Two Hearts／ダイヤモンド」（MIZUNO TV-CMタイアップソング、2013ABC夏の高校野球応援ソング／『熱闘甲子園』テーマソング）までのシングル6曲に加え、10月25日（金）よりスタートするフジテレビ系金曜ドラマ『家族の裏事情』の主題歌タイアップとなる新曲「GAME」、グリコ2段熟カレーCMソングに起用された新曲「未来切手」、NHK ソチオリンピック・パラリンピック放送テーマソング（タイトル未定）を含む全14曲を収録。今年5月から7月にかけて開催されたツアーではアルバム収録予定曲をすでに披露していただけに、ファンにとっては待望の一枚となる。
【大阪ストリートライヴ セットリスト】
01.轍－わだち－
02.One Song From Two Hearts
03.桜
04.YELL～エール～
アルバム『One Song From Two Hearts』
2013年12月18日発売
【初回限定盤】（CD＋DVD）
WPZL-30775～6／￥3,600（税込）
【通常盤】（CD）
WPCL-11686／￥3,150（税込）
＜収録曲＞
01.（Are you all set?）
02.One Song From Two Hearts」
03.紙飛行機
04.リンゴの花
05.ダイヤモンド
06.SPLASH
07.未来切手
08.モノクローム
09.あの太陽が、この世界を照らし続けるように。
10.GAME
11.流星
12.Blue Bird
13.LIFE GOES ON
14.蜜蜂
15.タイトル未定
※初回限定盤、通常盤初回プレス共通封入特典：コブクロ結成15周年記念”One Song From Two Hearts”キャンペーンシリアルコード
※スペシャル企画：CD購入者対象のスペシャル特典あり！ 詳細は後日発表
※初回限定盤DVD：コブクロの貴重映像を収録