ジェイ・Z/サンタナ/故ルーサー・ヴァンドロスなどによる録音作品が2025年【グラミーの殿堂】入り

2025年2月14日 / 16:15

 ジェイ・Z、故ルーサー・ヴァンドロス、ビッグ・スターのデビュー・アルバム、マイアミ・サウンド・マシーンやエディ・フロイドによるブレイクド・シングルなど、13の録音作品が今年【グラミーの殿堂】入りを果たした。

 今年新たに選出された8作のアルバムと5作のシングルは、“質的または歴史的に重要な意義を持ち、少なくとも25年以上前にリリースされたものである”という殿堂入りの主な条件を満たしている。選出された作品は、現地時間2025年5月16日に米カリフォルニア州ビバリーヒルズのビバリー・ヒルトン・ホテル(1959年に初めて【グラミー賞】授賞式ディナーが開催された場所)で開催される、グラミー・ミュージアムとレコーディング・アカデミーによる【第2回グラミーの殿堂ガラ】で表彰される。このガラでは、今年の受賞レーベルであるリパブリック・レコードにも敬意を表する。出演者は後日発表される。

 昨年の【第1回グラミーの殿堂ガラ】は、L.A.ライブのノヴォ・シアターで開催された。アトランティック・レコードが受賞レーベルに選ばれた。40年にわたり【グラミー賞】授賞式のテレビ中継を担当したケン・アーリックがこのショーのプロデューサーを務めた。米CBSの報道ジャーナリスト、アンソニー・メイソンが司会を担当した。

 レコーディング・アカデミーのハーヴィー・メイソン・ジュニアCEOは声明で、「このような多様なレコーディング作品を【グラミー賞】2025年の殿堂入り作品として認定できるのは名誉なことです。これらの影響力のある作品を祝い、そのレガシーがこれからも世代を超えて人々にインスピレーションを与え続けることを確かにすることができ、とても嬉しく思っています」とコメントした。

 グラミー・ミュージアムの社長兼CEOであるマイケル・スティッカは、「【グラミーの殿堂】は、音楽の過去と現在をつなぐ重要な架け橋であり、文化の風景に永続的な足跡を残したレコーディング作品を称えるものです。これらの影響力のある作品を保存し、共有できることを誇りに思います」と付け加えた。

 これらの13の録音作品の対象となるアーティスト、プロデューサー、エンジニア、ミキサーには、レコーディング・アカデミーから認定証が授与される。

 【グラミーの殿堂】は、1973年にレコーディング・アカデミーの全米評議員によって設立された。殿堂入りする録音作品は、録音芸術のあらゆる分野から選出されたメンバー委員会によって毎年選定され、最終的にアカデミーの全米評議員会によって承認される。今回の13作品を加え、殿堂入りした作品は計1,165作品となった。

◎2025年【グラミーの殿堂】入りアーティストの全リスト(アーティストのアルファベット順)

ビッグ・スター『#1 Record』
リリース日:1972年4月24日
オリジナル・レーベル:アーデント
Billboard 200最高位:チャート入りせず
プロデューサー:ジョン・フライ
収録シングル:「Thirteen」「When My Baby’s Beside Me」「Don’t Lie to Me」

J.D.クロウ・アンド・ザ・ニュー・サウス『J.D. Crowe & The New South』
リリース年:1975年
オリジナル・レーベル:ラウンダー
Billboard 200最高位:チャート入りせず
プロデューサー:J.D.クロウ

エディ・フロイド「Knock on Wood」
リリース日:1966年7月25日
オリジナル・レーベル:スタックス
Hot 100最高位:28位
プロデューサー:ジム・スチュワート

エミルー・ハリス『Wrecking Ball』
リリース日:1995年9月26日
オリジナル・レーベル:アサイラム
Billboard 200最高位:94位
プロデューサー:ダニエル・ラノワ
収録シングル:「Where Will I Be」「Wrecking Ball」「Goodbye」

ジェイ・Z『Reasonable Doubt』
リリース日:1996年6月25日
オリジナル・レーベル:ロッカフェラ(ディストリビューションはプライオリティ・レコード)
Billboard 200最高位:23位
エグゼクティブ・プロデューサー:ジェイ・Z、デイモン・ダッシュ、カリーム・“ビッグス”・バーク
収録シングル:「Ain’t No N―a」「Can’t Knock the Hustle」「Feelin’ It」

フェラ・クティ&アフリカ70『Zombie』
リリース年:1976年
オリジナル・レーベル:ココナッツ(ナイジェリア)、クリオール・レコード(U.K.)
Billboard 200最高位:チャート入りせず
プロデューサー:フェラ・クティ

リンダ・マーテル「Color Him Father」
リリース月:1969年7月
オリジナル・レーベル:プランテーション
Hot Country Songs最高位:22位
プロデューサー:シェルビー・シングルトン

マイアミ・サウンド・マシーン「Conga」
リリース日:1985年9月9日
オリジナル・レーベル:エピック
Hot 100最高位:10位
プロデューサー:ラファエル・ヴィジル、エミリオ・エステファン・ジュニア

サンタナ『Supernatural』
リリース日:1999年6月15日
オリジナル・レーベル:アリスタ
Billboard 200最高位:1位(12週)
プロデューサー:カルロス・サンタナ、クライヴ・デイヴィス、ジェリー・“ワンダー”・デュプレシス、ザ・ダスト・ブラザーズ、アレックス・ゴンザレス、チャールズ・グーダン、ローリン・ヒル、アート・ホッジ、ワイクリフ・ジョン、フェル・オルヴェラ、K.C.ポーター、ダンテ・ロス、マット・サーレティック、スティーブン・ハリス
収録シングル:「Smooth」「Put Your Lights On」「Maria Maria」「Corazón Espinado」「Love of My Life」「Primavera」

キャット・スティーヴンス『Tea for the Tillerman』
リリース日:1970年11月23日
オリジナル・レーベル:A&M(米国/カナダ)、アイランド(U.K./欧州)
Billboard 200最高位:8位
プロデューサー:ポール・サムウェル=スミス
収録シングル:「Father and Son」「Wild World」

ルーサー・ヴァンドロス『Never Too Much』
リリース日:1981年8月12日
オリジナル・レーベル:エピック
Billboard 200最高位:19位
プロデューサー:ルーサー・ヴァンドロス
収録シングル:「Never Too Much」「Don’t You Know That?」

クララ・ウォード「How I Got Over」
リリース年:1951年

ギーシー・ワイリー「Last Kind Words Blues」
リリース年:1930年
オリジナル・レーベル:パラマウント・レコード


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