エンターテインメント・ウェブマガジン
2024年にデビュー30周年を迎え、再結成と2025年7月からのワールド・ツアーを発表したオアシスによる4枚目のスタジオ・アルバム『Standing On The Shoulder Of Giants』の25周年記念盤のリリースが発表された。
オリジナル盤がリリースされたのと同じ2月28日に、シルバー・カラーヴァイナルと、公式ストア限定のブルー&パープルのマーブル・カラーヴァイナルを含む、限定LPレコードが発売される(輸入盤のみ)。また、アルバムからの1stシングル 「Go Let It Out」 の新たなリリック・ビデオもプレミア公開された。
アルバム『Standing On The Shoulder Of Giants』は、オアシスの歴史を紐解く時、まさに分岐点となった作品だ。バンドのUKレーベルCreation Recordsが突然解散したことを受け、ノエルとリアムのギャラガー兄弟は2000年1月に自身のレーベル Big Brother Recording Ltdを設立。そのわずか7週間後の2000年2月7日、レーベルの第1弾シングル「Go Let It Out」が急ピッチで制作され、リリースされた。
このアルバムでオアシスは大胆なサウンドの進化を遂げた。ノエル・ギャラガーはそれまで以上に多角的かつ実験的なアプローチでレコーディングに臨み、初期のオアシス・サウンドから離れ、モダンでサイケデリック・ロックの影響を取り入れた作品を作り上げた。こういった試みとより豊かな音の表現は、ノエルがこれまで以上に時間をかけてアルバム制作に取り組んだこととも関係している。新しい楽器や技術が取り入れられ、ドラムループ、サンプリング、エレクトリック・シタール、メロトロン、シンセサイザー、逆回転ギターなどがオアシスの音楽に新たな進化をもたらした。
アルバムの数曲では、オアシスにとって初となるサンプリングが使用されている。「Fuckin’ In The Bushes」 ではマレー・ラーナー監督映画 『Message to Love Isle of Wight 1970』から、「Go Let It Out」 ではジョニー・ジェンキンスの「I Walk on Gilded Splinters」 からなどがその例だ。またこのアルバムで、リアム・ギャラガーは初めて自作曲を提供し(「Little James」)、その後のアルバムでもこの流れが引き継がれることになった。
また、オリジナル・ラインナップが一新された後にリリースされた最初のオアシスのアルバムだという点でも重要な意味を持っている。ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズとポール・“ギグジー”・マッギガンの脱退後、アルバムを伴ってのライブではゲム・アーチャーとアンディ・ベルがそれぞれギターとベースを担当。レコーディング過程にも重要な変化があり、マーク・“スパイク”・ステントが、ノエルと共にプロデュース業にあたった。
◎リリース情報
アルバム『Standing On The Shoulder Of Giants』25周年記念限定カラーヴァイナル
2025/2/28 RELEASE(輸入盤のみ)
洋楽2025年12月30日
今週(2026年1月3日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が通算22週目の首位を獲得。集計期間がクリスマス当日を含む1週間(12月19日~25日)ということで、同曲を含め … 続きを読む
J-POP2025年12月29日
2025年12月31日公開(集計期間:2025年12月22日~12月22日)のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で、King & Princeの『STARRING』が … 続きを読む
J-POP2025年12月29日
2025年12月31日公開(集計期間:2025年12月22日~12月28日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で、fav me『すきなんかじゃ…にゃい!』が初週42,43 … 続きを読む
J-POP2025年12月29日
Superflyが、2025年の感謝を込めたスペシャルムービーを公開した。 キャリア初の邦楽カバーアルバム『Amazing』のリリース、同カバーアルバムを引っ提げた全国ホールツアーなど、2025年を“カバーイヤー”として精力的に活動して … 続きを読む
J-POP2025年12月29日
まふまふが、活動15周年を記念したスペシャルムービーとイラストを公開した。 2025年12月29日は、まふまふが初めて“歌ってみた”カバー動画をニコニコ動画へ投稿し、活動を開始してから15年を迎えた記念日。今回公開された『15th An … 続きを読む