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2025年1月4日、5日に千葉・幕張メッセ国際展示場にて【rockin’on sonic】が開催されました。同イベントは、ロッキング・オンとクリエイティブマンが新たに開催する洋楽オンリーの音楽フェスで、2日間で延べ23,539人を動員。日本の洋楽ファンの間で注目を集めました。
そのなかでも、どのアーティストが最も反響が大きかったのか、ルミネイトのグローバル音楽分析ツール「CONNECT」で出演アーティスト16組の出演前後の増加率を調査しました。フェスの前後で単独公演を行うアーティストもいるため、出演日とその前週の同曜日の国内デイリーストリーミング数を比較しました。
■【rockin’on sonic】出演アーティスト増加率はこちら
集計期間:[1月4日出演アーティスト] 出演前 12月28日(土) 出演後 1月4日(土)
[1月5日出演アーティスト] 出演前 12月29日(日) 出演後 1月5日(日)
まず、今回出演した16組全組がストリーミング数を増加させました。加えて、ほぼ全組が出演前のおよそ2倍以上に数字を伸ばしました。最も増加率が高かったのが、5日の<COSMO STAGE>でトップバッターを務めたMONOBLOCです。MONOBLOCは2023年に結成されたニューヨーク出身の新人バンドで、今回が初の来日公演でした。
また、1998年以来27年ぶりの来日となった4日のヘッドライナーPLUPは、出演前後の増加率が260%、実数では5日のヘッドライナーWEEZERに次いで2番目に多いストリーミング数を叩き出しました。今回のイベント出演で、既存のファンのみならず、新たなリスナーも開拓できたであろうことが考えられます。
一方、比較的増加率が低かったアーティストを順に見ていくと、CIGARETTES AFTER SEX、PRIMAL SCREAM、WEEZERと、直近3年に来日公演を行ったアーティストが並びました。この3組は、出演前のストリーミング数の上位3組でもあり、すでに日本の洋楽ファンのなかでは定着しているアーティストだったと言えるでしょう。なかでもCIGARETTES AFTER SEXは、2023年2月の東阪公演と、昨年7月のアルバムリリースのタイミングで国内リスナーが増加しており、ライブ前後の増加率は10%に留まりました。
※本記事は、ビルボードジャパンとルミネイトのメールマガジンにて配信された内容を加筆・修正したものです。グローバルで音楽データを分析できるツール「CONNECT」の詳細およびメールマガジンの登録は下記ページをご確認ください。
https://www.billboard-japan.com/luminate/
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