エンターテインメント・ウェブマガジン
【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】(WIM)の日本版実施に伴い展開されている、独自の観点から“音楽業界における女性”にフォーカスしたインタビュー連載『わたしたちと音楽』。Vol.50となる今回は、『日経エンタテインメント!』編集長を務める平島綾子とBillboard JAPAN編集長の高嶋直子が2024年のエンタテインメント業界を総括する対談を行った。
まず高嶋が、2024年の年間Billboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”入りしたアーティストのジェンダー比について、昨年以上に男性アーティストが多い結果だったと伝えると、平島は、「16歳の女性アーティストであるtuki.が2位を獲っていたり、YOASOBIやAdoも変わらず支持を集めていたり、総合的に見ると女性アーティストのパワーも感じられる結果になっているのかなと、期待を持って拝見しました」とコメント。
連続テレビ小説『虎に翼』や大河ドラマ『光る君へ』など、ジェンダーギャップなど社会課題への問題提起を包括しながら、エンタテインメントとして見せた作品に恵まれたと振り返った平島は、2作の制作陣に触れ、「女性クリエイターがちゃんと大きなヒットを生み出せることを証明できた、非常に良い年だったと思っています」と述べた。
また、エンタテインメント業界がより働きやすくなるためには「仕事とプライベートの両立を実現できるように考えていかないといけない」と高嶋は指摘し、「ライフワークバランスが考えられるようになれば、若い人たちにも、もっと長く働きたいと思ってもらえるんじゃないでしょうか」と続けた。これに対して、平島も映画界やアニメーション界の取り組みを挙げながら、「国際的な労働基準の周知などをして、業界を変えていくのも重要だと思います」と同意した。
インタビュー全文は特集ページより確認できる。ビルボード・ジャパンのSpotifyとYouTubeでは、このインタビューがポッドキャストとして配信中だ。また、【ビルボード・ジャパン・ウィメン・イン・ミュージック】の特設サイトでは、これまでのインタビューやプレイリストなどをまとめて見ることができる。
2007年からアメリカで開催されている【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】は、音楽業界に貢献した女性を表彰するアワードで、2023年版は3月に実施された。日本では、インタビューやライブ、トークイベントといった複数のコンテンツから成るプロジェクトとして2022年秋にローンチした。
Photo:Shimpei Suzuki
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