エンターテインメント・ウェブマガジン
2024年の年間Billboard JAPAN“Heatseekers Songs”で、こっちのけんと「はいよろこんで」が1位に輝いた。
“Heatseekers Songs”は、総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”を構成するデータのうち、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、週間動画再生数を集計し、その中から急上昇中の新人アーティストを抽出したチャートだ。
1位の「はいよろこんで」は、こっちのけんとが2024年5月27日にデジタル・リリースした楽曲。2024年7月3日公開の“Heatseekers Songs”で初の首位を獲得し、翌週7月10日公開の総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”では19位と、初のトップ20入りを果たした。サビの「ギリギリダンス」というフレーズと、サビにフィーチャーしたダンスがTikTokを中心に注目を集め、公式TikTokでDa-iCEやTHE RAMPAGE、NiziU、RIIZEなどアーティストとのコラボダンス動画が公開されると、楽曲の人気が加速。“JAPAN Hot 100”トップ10入りも常連になったほか、11月にはストリーミング累計再生数が1億回を突破した。10月にリリースされた次作「もういいよ」も“JAPAN Hot 100”へチャートインしているほか、大晦日には『紅白歌合戦』への初出場が決まっており、今後も目が離せない存在となるだろう。
上半期1位の友成空「鬼ノ宴」は、年間では2位をマーク。「鬼ノ宴」は、2023年11月に自身の公式TikTokに投稿された1分強のデモバージョンが話題となり、2024年1月10日に正式にデジタル・リリースされた。リリース同日に公開されたリリック・ビデオは、〈始月曜〉を「はじマンデー」、〈帰日曜〉を「かえサンデー」と読ませるフレーズや、日本画風のイラストを用いた映像が関心を集め、現在5,500万回再生を突破している。リリースから2週間後となる2024年1月31日公開の“Heatseekers Songs”では14位に初登場し、今年は通算3回の首位を獲得した。“JAPAN Hot 100”では、“Heatseekers Songs”にて首位を獲得した2024年2月21日公開チャートで90位に初登場。徐々に順位を上げていき、2024年3月13日公開チャートにてトップ20入り(20位)を果たした。なお友成空は、年間チャートでは同楽曲のほか、5月リリースの「睨めっ娘」も20位に送り込んでいる。
3位に続いたのは福岡出身のスリーピースバンド=マルシィの「ラブソング」。2023年9月27日にデジタル・リリースされたあとはTikTokをきっかけに注目を集め、2023年11月1日公開の“Heatseekers Songs”で首位を獲得。そのまま連覇記録を伸ばし、前年2023年の年間“Heatseekers Songs”でも19位に登場していた。その後も連覇記録は伸び続け、当チャート歴代1位の通算首位記録および連続首位記録となる16連覇を達成(2024年度の集計に含まれるのは、6連覇目にあたる2023年12月6日公開チャート以降の成績)。長期にわたる人気を証明した。
1位のこっちのけんとを代表に、2024年の“Heatseekers Songs”はソロ・アーティストがトレンドだった。首位であった新しい学校のリーダーズをはじめ、グループのアーティストが多かった2023年の年間トップ20と比べてみると、ソロ・アーティスト楽曲のチャートイン数は2024年は12曲、2023年は5曲という結果に。その中でもシンガー・ソングライターの楽曲が9曲と、“ネクストブレイク”という観点では、自身で楽曲やコンテンツ制作をするアーティストの動きが活発であったことが、今年の特徴と言えるだろう。また、TikTokなどの動画プラットフォームをきっかけに注目を集めた楽曲やアーティストも非常に多く、これらの活用は、特に新人アーティストの楽曲の広がりにおいて見逃せない要素だといえる。2025年はどんなアーティストが頭角を現すのか、引き続き注目したい。
Text by Sakika Kumagai
◎こっちのけんと コメント
こっちのけんとです。
この度は身の丈以上の輝かしい賞を頂戴し誠に光栄に思います。
ありがとうございます。
今後はこの賞に見合うアーティスト、人間性になれるように尽力いたします。
お楽しみに。
【Billboard JAPAN Heatseekers Songs of the Year 2024】トップ20
1位「はいよろこんで」こっちのけんと
2位「鬼ノ宴」友成空
3位「ラブソング」マルシィ
4位「初恋キラー」乃紫
5位「わたしの一番かわいいところ」FRUITS ZIPPER
6位「Bunny Girl」AKASAKI
7位「SHEESH」BABYMONSTER
8位「You」808
9位「junkie」swetty
10位「オーバーライド」吉田夜世
11位「NEW KAWAII」FRUITS ZIPPER
12位「Friends, Family & God (feat. G-k.i.d & KEIJU)」Kvi Baba
13位「全方向美少女」乃紫
14位「かわいいだけじゃだめですか?」CUTIE STREET
15位「モエチャッカファイア」弌誠
16位「一目惚れ」舟津真翔
17位「AtoZ」トキメッキー
18位「LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~」PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS
19位「メズマライザー」サツキ
20位「睨めっ娘」友成空
集計期間:2023年11月27日(月)~2024年11月24日(日)
J-POP2026年7月29日
Little Glee Monsterが、YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』にて披露した「一輪」と「Jupiter」の音源を配信リリースした。 2026年6月に約3年ぶりの登場となった『THE FIRST TAKE … 続きを読む
J-POP2026年7月28日
東京スカパラダイスオーケストラの37年をアートとリサーチで読み解く展覧会【TOKYO SKA HAS NO BORDER】が、2026年8月11日~8月29日まで東京・WALL_alternativeで開催される。 本展では、今年でデビ … 続きを読む
J-POP2026年7月28日
アソビシステムのアイドルプロジェクト・KAWAII LAB.が、初のアジア5か国同時オーディション【KAWAII LAB. ASIA GLOB AL AUDITION 2026】の募集を開始した。 本グローバルオーディションプロジェクト … 続きを読む
J-POP2026年7月28日
2027年に結成30周年を迎えるMUCCが、30周年イヤーの幕開けとなる記念すべき50枚目のシングル『ラブレター』を11月17日に発売することが決定した。 本作は、新曲2曲とそのカラオケVerの全4トラックで構成されており、初回限定盤に … 続きを読む
J-POP2026年7月28日
Aile The Shotaと株式会社RaySTAが共同主催する次世代ダンス&ミュージックイベント【OMEN -The Origin-】が、2026年11月7日に東京・豊洲PITで開催される。 これまで深夜イベントとして重ねてきた【OM … 続きを読む