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アリアナ・グランデが映画『ウィキッド』で演じたグリンダ役に、評論家もファンも絶賛の声を上げている。しかし、この作品のオリジナル作曲家によれば、彼女の最も重要なシーンの一つが全く違う形になりかけていたそうだ。
米ロサンゼルス・タイムズ紙との最新インタビューで、ジョン・M・チュウ監督や作曲家のスティーブン・シュワルツといった映画『ウィキッド』のクリエイターたちが、実写映画化にあたり劇中歌「Popular」の制作過程について語った。音楽面に関して、シュワルツは、現代のファンに向けて楽曲を更新するアイデアがあったが、グランデがその方向性を見直すよう提案したことを明かした。
「映画のために新しいことに挑戦する精神で、音楽チームと一緒に“リズムを新しくしよう。例えば、少しヒップ・ホップ風にしてみるとか”と思ったんです。するとアリアナが、“絶対にやめてください。私はグリンダになりたいです、アリアナ・グランデがグリンダを演じているようには見せたくないです”と言ってくれました」とシュワルツはインタビューで語った。
とはいえ、グランデ版の「Popular」も完全に原作のままというわけではない。シュワルツは、曲のエンディングが変更されており、キーが3回変わることで、グランデがオペラのような高音を披露できる仕掛けになっていると説明した。「新しいボーカル・エンディングを思いついたんです。アリアナは最初少しためらっていましたが、私は“もしオリジナルの舞台でこのアイデアを思いついていたら、こうなっていただろう”と伝えました。この新しい音楽パートがキャラクターから自然に生まれたものだと納得してから、彼女は受け入れてくれました」とシュワルツは述べた。
チュウ監督もインタビューで、グランデのパフォーマンスを「Popular」だけでなく、映画全体を通じて称賛した。「オーディションで、映画で見るグリンダそのものではないかもしれませんが、彼女が本能的にグリンダに似ていることがわかりました。最初は少し導いてあげる必要があると思っていましたが、リハーサル初日に彼女は完全にグリンダとして現れました。その瞬間、まるで現実のグリンダに出会ったようで、“この物語はこの人をモデルにして作られたのではないか”と感じたほどです。映画で主演を務めるのは初めてなのに、どうやってこんなに安定していて、作品を深く理解できたのだろうかと驚きました」とチュウ監督は話した。
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