<ライブレポート>マカロニえんぴつ、“マカロック”で会場を太陽以上に熱くした【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024】

2024年8月19日 / 18:00

 ロッキング・オン・ジャパンが主催・企画制作する日本最大の野外ロックフェスティバル【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 supported by au】が、千葉市蘇我スポーツ公園にて8月3日、4日、10日、11日、12日の5日間にわたって開催された。本稿では、3日目となる10日に出演したマカロニえんぴつのライブの模様をお届けする。

 日差しが照りつける<GRASS STAGE>にマカロニえんぴつが登場。リハーサルから「お手並み拝見ということで」とはっとり(Vo/Gt)が言うと、マカロニえんぴつのライブではお馴染みの声出し曲、「ワンドリンク別」のイントロが流れる。観客も手を挙げて答え、会場の後ろの方までしっかりと声出しし、“マカロック”を受け入れる体制は万全だ。

 SEが流れると、マカロニえんぴつのタオルを掲げた田辺由明(Gt/Cho)に続き、長谷川大喜(Key/Cho)、高野賢也(Ba/Cho)、サポートドラムの高浦”suzzy”充孝、はっとりはお辞儀をしながら登場した。一曲目は、マカロニえんぴつの夏歌といえばこの曲、「夏恋センセイション」。ラストサビ前に、はっとりが「りんご飴って言ってくれる?」と言うと、観客は〈あげるよ、残りの林檎飴〉と合唱。爽やかなサウンドが夏にぴったりの「レモンパイ」や紅茶花伝のCMソング「poole」を次々と演奏していく。

 MCでは、はっとりが「すごいですね、人の数が」と驚きの声を漏らす。それもそのはず。会場は見渡す限りの大量のマカロッカーで埋め尽くされていた。「マカえんのライブ来たことある人は?(たくさんの手が挙がる)じゃあもっと歌えるはずだ! ロッキン歌えるか?」と煽り、会場の熱量はさらに高まっていく。「恋人ごっこ」では、はっとりが大きく口を開けて、言葉を噛み締めるように歌う姿が印象的だった。田辺もギターを掲げて体を動かし、力を込めて演奏する。この、それぞれのプレイヤーがそれぞれの音を丁寧に紡ぎ、会場にいる一人ひとりに向かってグッドミュージックを届けるのがマカロニえんぴつの魅力の一つだろう。だからこそ、一曲一曲の終わりに愛情のこもった拍手が湧き起こる。

 「一緒に歌ってほしい曲があるんだけど、いける?」とはっとりが言い、「洗濯機と君とラヂオ」が始まると、待ってましたとばかりに会場から歓声と拍手が巻き起こる。サビが始まると〈この恋が この恋が その声が〉と大合唱が生まれるが、2番のサビ前では「もうちょっといけると信じてるんですけど」というはっとりの煽りをはさみ、さらに大きな声で合唱し、会場のボルテージはマックスに。「やればできるじゃん! 大好きです!」とはっとりも満足げの表情だ。

 「忘レナ唄」、「星が泳ぐ」を演奏し、ライブはクライマックスに。「出会えてよかったです、ほんとにありがとう。歌う時だけは正直でいよう」というはっとりの言葉でラストの「なんでもないよ、」へ。マカロニえんぴつへの信頼を表すような手拍子と、サビではシンガロングが巻き起こり、会場は一体感を増していく。「ありがとうございました。自分を裏切るなよ」というはっとりの言葉でライブは締めくくられ、グッドミュージックの余韻と冷めやらない興奮を残し、熱いステージは幕を閉じた。

Text by: Sakika Kumagai
Photo by: ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024

◎公演情報
【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 supported by au】
2024年8月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日・祝)、12日(月・振休)
千葉・千葉市蘇我スポーツ公園

<セットリスト(マカロニえんぴつ)>
01. 夏恋センセイション
02. レモンパイ
03. poole
04. 恋人ごっこ
05. 悲しみはバスに乗って
06. 洗濯機と君とラヂオ
07. 忘レナ唄
08. 星が泳ぐ
09. なんでもないよ、


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