THE RAMPAGE、ツアー千秋楽「僕らはまだここで終われない」進化と継承を掲げ9月のドーム公演へ

2024年7月23日 / 11:00

 THE RAMPAGEが、2024年4月よりスタートしたライブツアー【THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024 “CyberHelix” RX-16】が、7月20、21日に千葉のららアリーナ 東京ベイにて千秋楽を迎えた。

 9月11日、12日に東京ドーム公演【THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR® at TOKYO DOME】が控えているということもあり、ファンにはもちろん、メンバーにとっても、このツアーファイナル2日間は非常に重要な意味を持つライブとなった。同ツアーは5月8日にリリースされたシングル「CyberHelix」を冠したものであり、曲名や歌詞にある通り、DNAの二重螺旋構造がキーワードであり、それがデジタライズされて会場のモニターに流れていた。ここから連想されるのは、受け継がれるもの、つまり“継承”なのだが、その伏線はライブ後半で回収されることになる。ここでは7月20日の公演をレポートする。

 開演の5分前からカウントダウンが始まり、1分前に入ると超満員の会場からメンバーを呼ぶ歓声が止まらない。いよいよライブがスタートすると同時にステージが暗転、背を向けた川村壱馬が1人ステージの中央に登場した。歓声が割れるように弾け、ステージ中央のモニターが左右へ分かれて、奥にメンバーがズラリと並んでいる光景が見えるやいなや、会場中から声が湧き上がり、大歓声の中でツアータイトルでもある楽曲「CyberHelix」へなだれ込んだ。その後も「SILVER RAIN」や「WAKE ME UP」といった、身体が自然と動く四つ打ちのテクノ調な楽曲を次々に投下していき、4曲目の「ELEVATION」では楽曲中盤に左右の花道からフロアに降りて後方のお立ち台に進んでいく。その光景にファンはツアーフラッグを一心不乱に振りながら応えていた。

 MCで「みなさん、盛り上がってますか!?」と口々に呼びかける川村壱馬、吉野北人、RIKUのボーカル3人。「初めて(THE RAMPAGEのライブに)来た人も一緒に盛り上がっていこう」と、焚き付け、川村壱馬は「ジェットコースターみたいなライブ、まだまだ盛り上がっていけますか!? 」と煽って次曲へ繋げた。この言葉通り、その後のライブは、最後までジェットコースーターのように目まぐるしく、楽しく、アツく、そして、THE RAMPAGEとRAVERS(ファンネーム)の絆を感じさせる時間となっていった。

 衣装チェンジ後、ブラックを基調としたスタイリングで登場。先ほどのダンスパートを経て、「SOLDIER LOVE」、「Everest」といったトラップやドリル調の楽曲が並ぶヒップホップパートへ突入。ボーカル3人が交互に繰り出す歌と、そのバックを固めるパフォーマー13人のパフォーマンスに会場もヒートアップしていく。客席で思い思いにダンスしながら楽しみ、クラブのような時間が、ららアリーナ 東京ベイに流れていた。「FRONTIERS」終曲後には、川村壱馬、武知海青、長谷川慎のクランプチームを中心にパフォーマンスを披露し、そのままメンバー全員と合流して「HARD HIT」へ。

 圧巻のステージに見惚れているのも束の間、ステージの左右にセットされたバンドの演奏がスタートし、次のパートへ誘う。ゴールド系の色味が煌びやかなスーツウェアを着用したメンバーが登場し、「ここから少しゆっくりな楽曲で一緒に楽しんでいきましょう」という紹介から、夏の思い出について歌う、この季節にぴったりの楽曲「Can’t Say Goodbye」。サビでは全員がハンドワイプ、会場の一体感もバッチリだ。吉野北人にフィーチャーしたダンスパートを経て、ボーカル3人とバンドによるスペシャルセッションコーナー。まずは3人で「MY PRAYER」を“THE FIRST TAKE”バージョンで歌い上げ、RIKUが「INTO THE LIGHT」、吉野北人が「KIMIOMOU」、川村壱馬が「One More Kiss」のバンドアレンジを歌い上げ、オーディエンスは、そのメロディに身を委ねていた。

 「ESCAPE」、「LIVIN’ IT UP」の2曲では、大いにRAVERSとのコミュニケーションを楽しむTHE RAMPAGE。いきなり近くにメンバーが登場したことで各エリアからは絶叫に近い歓声が挙がっていた。そして、興奮状態の会場へ向けてパフォーマー3人によるMCタイム。与那嶺瑠唯は「昨日会えた人に今日も会えるということが当たり前であることの奇跡を最近感じています。今日という、この日を胸に刻んで自分らしく、それぞれがハッピーに生きていきましょう!」と語りかけ、会場からは「YEAH!」と大きな返事。続いて、マイクを渡された鈴木昂秀は「ツアーが終わっちゃうよ~! ライブって本当に楽しいですね。みなさんの笑顔からめちゃくちゃパワーをもらっています。みんなのお陰で僕らはライブができていると思っています!」と笑顔で話す。最後はYAMASHOこと山本彰吾。「9月にドーム公演が決まりました。これができるからといってTHE RAMPAGEは売れている、人気がある、というわけではなくて、まだまだカッコいいアーティストが国内外にいて、僕らはその人たちと同じ土俵に、10年やってきて、改めて立ちたいと思い今回のツアーを回ってきました。THE RAMPAGEの16人できることをやりました。まだ観たい、応援したいと思ってくれる人は是非、9月の東京ドームにも来てほしいです。まだまだみなさんと幸せな景色を一緒に見てもいいですか!?」といった、ツアーを踏まえたうえでの、THE RAMPAGEのこれからについて語った。

 パフォーマーによるダンストラックパートでは、サイバーパンク調のムービーをバックに和楽器のサンプリングが入ったトラックに合わせてアグレッシブなパフォーマンスを次々に披露した「PERFORMER’S 暴舞 ~RANBU~」。会場中から「おおーー!」と驚きの声が溢れていた。

 ライブ本編終盤戦はEXILE TRIBUTEでカバーした「No Limit」から始まり「16BOOSTERZ」といった飛び跳ねられる人気曲が目白押し。「CyberHelix」のカップリング曲でもある「Let’s Go Crazy」では、川村壱馬の「お持ちのタオルを隣の人にぶつからないように回して一緒に楽しんでいきましょう!」という言葉から全員でタオル回し、いよいよ会場が1つになって夏を楽しんだ瞬間だ。本編最後の楽曲は「SWAG & PRIDE」だが、その前のMCで、吉野北人の「僕らはまだまだここで終われないんで。もっと大きい景色を一緒に見にいきましょう!」という言葉で会場を沸かす。THE RAMPAGEはツアーファイナルにして仕上がっており、その勢いは半端なものではない。

 アンコールは、7月24日にリリースされるシングル「24karats GOLD GENESIS」で幕をあける。ステージにブラックレザー調の24karats衣装に着替えたメンバーがカムバック。“継承”を掲げ、24karatsシリーズを正式に継承したTHE RAMPAGEならではの進化した“24karats”を貫禄あるパフォーマンスとともに披露した。アンコール2曲目は「100degrees」、開演前にモニターに流れていたDNAの二重螺旋調のムービーを背景に熱く盛り上げる。中盤ではパフォーマーのソロパフォーマンスタイムを設け、ラストの「STARRY LOVE」へ繋いだ。最後にTHE RAMPAGEが届けたのはバラードであり、オーディエンスはそのメロディとリリックを噛み締めながら、最後の1曲を堪能した。

 この日、THE RAMPAGEが提示したのは、先陣が築いてきたカルチャーを正当な後継者として“継承”し、9月の東京ドーム公演へ向かうというアティチュード。THE RAMPAGEの明るい未来を感じさせるツアーファイナルであり、そこに対する気迫が伝わってくるようなアグレッシブなパフォーマンスだった。

 なお、来週7月24日に発売となる「24karats GOLD GENESIS」を初披露した、本ツアーの仙台公演の模様がライブ音源として7月22日より配信されている。

TEXT:田島諒
PHOTO:木村泰之/木下マリ


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