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ケンドリック・ラマーが、下火になったかと思われたドレイクとの確執の炎にガソリンを投じた。彼は近日公開予定の「Not Like Us」のミュージック・ビデオの撮影現場から一連の意味深なティーザー写真を公開し、ファンを熱狂の渦に巻き込んだ。
ドレイクに向けた辛辣なディス・トラックであるこの楽曲は、リリース後から文化的な話題を独占しており、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でも1位を獲得している。
このMVへの期待は、ケンドリックが現地時間2024年6月19日に米カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで行ったジューンティーンス・コンサート【Pop Out: Ken & Friends】で、「Not Like Us」をなんと5回連続で披露したことで最高潮に達していた。18曲が披露されたこのコンサートでは、ケンドリックのブラック・ヒッピーの仲間たちや長年の業界の師であるドクター・ドレーなどのゲストが出演した。
最も大きな波紋を呼んでいるのは、ケンドリックがフクロウのピニャータを叩き壊している一枚で、ドレイクのOVOブランドに対するジャブであることは間違えようがない。「免責事項:このビデオの制作時に危害を受けたOVHOES(ドレイク関連の人たち)は一切いません」という気の利いたキャプションが付けられている。これらの写真により、MVの内容と、ラップ界の二人の巨頭の間でエスカレートしている緊張関係に対する興奮がSNSを席巻した。
だが辛辣な言葉や虚勢ばかりではない。コンプトン出身のケンドリックが、長年のパートナーであるホイットニー・アルフォードと二人の子どもたちと並んでポーズをとっている一枚も含まれている。この優しい家族の瞬間は、このMVによってケンドリックをより多面的に見ることができることを示唆しており、ハードなディスとマイクを握る男とのバランスを親密なポートレートでとっているようだ。
ケンドリックの故郷である米カリフォルニア州コンプトンでロケ撮影された「Not Like Us」のMVは、彼の有名な作品群の代名詞となっているリアルで気骨のある美学を継承しているように見える。正確なリリース日はまだ伏せられているが、ひとつ確かなことは、このMVが多大なる文化的影響をもたらすだろうということだ。
※記事初出時、原稿内に誤りがございました。訂正してお詫びいたします。
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