<ライブレポート>RIIZE、初の日本公演で代々木を熱狂の渦に BRIIZEからの声援にメンバーも感動

2024年5月15日 / 18:30

 2023年9月に韓国でデビューしたRIIZEが、グループ初の単独来日公演『2024 RIIZE FAN-CON ‘RIIZING DAY’ in TOKYO』を5月11日と12日に開催した。全国ホールツアーと日本デビューの発表から一夜明け、会場となる東京・国立代々木競技場第一体育館に開演前から興奮冷めやらぬBRIIZE(ファンの愛称)が集まった2日目の模様をお伝えする。

 刺激的なサウンドとは反対に、平静な表情をするメンバーが一人ずつスクリーンに映し出されると、会場のテンションは一気にアップ。オレンジ色のペンライトと大歓声に迎えられて6人が登場し、ショウタロウが「東京、ラスト行くぞ!」と叫んで炎の特効とともに「Siren」がスタートする。特徴的なベースラインと体全体を使って回転するダイナミックなダンスで、BRIIZEたちの視線を釘付けにした。

 この日はパフォーマンスの合間にトークやゲームコーナーを交えてメンバーの素顔に迫っていく。MCを務める篠原光アナウンサーが「恥ずかしいとか、周りなんて気にしている場合じゃないですよ。今日しかないんですからね!」と、憧れのメンバーたちへ躊躇せずに愛を送るようBRIIZEたちの背中を押すと、再び登場した6人を熱狂が包み込んだ。ソンチャンから「みんな、目が美しいね。今日は一緒に踊りましょう!」、ショウタロウから「今日も熱気がやばいですね。いろいろ準備してきたので一日楽しんでください」、ウンソクから「ご飯は食べましたか? 今日も一緒に楽しみましょう」とスマートな挨拶が続く一方で、「RIIZEの寿司職人、板前ウォンビンです!」「RIIZEのイケメン、ソヒです。愛してる!」「僕はアントンだー!」と弟たちは愛らしく自己紹介した。

 BRIIZEから集まった質問やリクエストが入ったUFOキャッチャーに挑戦し答えていくコーナーでは「アイドルになっていなかったら何をしていた?」(ショウタロウは大企業の社長、ウォンビンはもちろん寿司職人)や、全力でカッコつけるオーダー(5人が決め顔で愛の告白をするなか、なぜかソンチャンは「ごめんね」と謝る)、「1億円当たったら何に使う?」(ソヒはもつ鍋とラーメン、ウンソクはデリバリー、ウォンビンは服に費やし、ショウタロウはメンバーとの世界旅行に使う一方で、アントンはメンバーと山分け、ソンチャンに至っては半分を寄付し残りをBRIIZEにプレゼントする太っ腹)と、色々な回答やアクションが出た。今年の夏にしたいこととして全員とも海水浴に賛同したものの、ウォンビンは寝る、ウンソクは寝る前にラーメンを食べる、ショウタロウとソンチャンは泳がずにアイスと浜焼きを楽しむというナイスプレーで会場を沸かせた。

 “成長”の意味も込めて、RIIZEは次の公演まで(もしくはそのとき)に実施するミッションも設けており、ソウル公演でソヒは日本で現地の人と写真撮影をすること、ウォンビンは「愛してる」を方言で言えるようにマスターすることを約束していた。ソヒは写真よりもハードルの高い「One Kiss」のダンスチャレンジ実践で見返したのだが、ウォンビンは決めポーズで「愛してる」と言っただけでクリアならず。大阪弁でリトライし、成功したウォンビンをショウタロウがよしよしと褒める展開は、会場に集まったBRIIZEにとって嬉しいサプライズだった。

 ここで一旦トークは終了し、注目のパフォーマンスの時間へ。「ここにいる方だけが見られるステージなので、目を大きく開いて見てください」というウンソクの言葉で始まったのは、ワン・ダイレクションが2011年に発表した「ワン・シング」のカバーだ。「僕に必要なのはたったひとつ、君だけ」というラブリーな楽曲をマイクスタンドを使って丁寧に届けていく。BRIIZEはセンターステージに移動した6人と一緒に「HAPPY! HAPPY! HAPPY!」、SUPER JUNIORの「White Christmas」のカバーで至福の時間を過ごしたが、「Love 119 (Japanese Ver.)」のイントロが流れると会場のムードは一変。「待ってました!」と言わんばかりにそこら中でシンガロングが起こり、紙吹雪が舞い落ちる演出がミュージック・ビデオの世界へと誘った。遠くからでも6人の息のあったダンススキルは確認できたが、特にショウタロウとウンソクのキレのある踊りが一際目立っていた。

 お兄さんチーム(ショウタロウ、ウンソク、ソンチャン)と弟チーム(ウォンビン、ソヒ、アントン)に分かれたチーム対抗戦も繰り広げられた。ペアになってボールをキャッチするゲームは弟、「可愛くてごめん」のダンスチャレンジでも弟が圧勝し、後がない年上チームは体中に貼った付箋を奪い合うゲームでルールを無視して勝利を掴んだが、敢え無く惜敗。次のメキシコ公演のリハーサルでウンソクはダウンジャケットを着ること、ショウタロウはメキシコの歌でダンスチャレンジを成功させるミッションが課せられた。

 スモークとレーザーライトを活用してR&Bナンバー「Honestly」をクール&セクシーに届けた後は、中毒性のあるサックスが魅力的な「Talk Saxy」でBRIIZEの気持ちもヒートアップ。カメラ目線を意識した6人の表情とダンスが映し出されると、割れんばかりの歓声が響いた。そして、デビュー曲「Get A Guitar」の〈dun, dun, dun〉のリズムと大きなコールに合わせて、あの名物ダンスが披露されるとオーディエンスは大喜び。ギターやドラムのアレンジが加わったソロやペアパートも見物だった。大声で歌い、踊り、歓声を上げるBRIIZEの姿は彼らにも届いていて、「一緒に素敵な時間を過ごすことができてよかったです。僕も幸せです」とアントンが喜びを口にし、ウォンビンが「これからも日本のBRIIZEに会う機会が増えたら僕も嬉しいです。皆さんもそうですよね?」と問いかけると、「はーい!」と大きな返答が戻ってきた。

 「BRIIZEが誇りに思えるようなRIIZEになります!」とソンチャンが意気込んだ後は、デビュー前に作った振り付けを2024年ver.にアップデートした「JOY」のダンスパフォーマンス、6月にリリースされる1stミニアルバム『RIIZING』収録の「9 Days」と、ジャンル豊かなトラックを代々木に響かせる。

 会場を十二分に温めたところで、ショウタロウの「BRIIZE、一緒に飛び跳ねましょう!」の掛け声で始まった「Impossible」でまたもや最高潮に。軽やかなスピンとシャッフルダンスは早くも彼らの代名詞になっており、6人の成長と実現を歌うこの曲は、BRIIZEたちの今年の夏を彩ることだろう。

 アンコールを求める“RIIZE”コールが響き、タンクトップやニット帽、Tシャツとそれぞれのスタイルで6人が再登場。ファンに贈る「One Kiss」では、メンバーたちに愛を伝えるラストチャンスを逃すまいと、メンバーと一緒に踊ったりペンライトを一生懸命に振ったりするBRIIZEが続出し、6人もその思いに応えていく(BRIIZEからの愛を見逃すまいと、その場に座ってじっくり見つめるソンチャンの姿があった)。

 楽しい時間の終わりが近づき、それぞれ最後の挨拶へ。ソンチャンは「今日は本当に楽しくて、嬉しいです。ホールツアーに向けて一生懸命準備をして、日本語で皆さんと話しながら触れ合いたいです。たくさんの応援をお願いします!」と話し、前日の日本デビューの発表で感極まってしまったショウタロウは「今日は泣かないです(笑)。ホールツアーでは怪我をしないように一生懸命頑張るので、応援してくれたら嬉しいです」、ウンソクは「BRIIZEが本当に幸せそうな表情で僕たちを見てくれて、それがステージに立つ上で本当に役に立ちました。次のライブがますます楽しみになる、そんな日になりました」と、7月末から全国9都市15公演で開催するホールツアーへの期待を込めた。

 BRIIZEからたくさんのエネルギーをもらったというウォンビンは「もっと成長してここ代々木に帰ってくる日が来たら、感慨深いですね。その時も今日のように素敵な思い出を作りたいです。(日本語で)今日もBRIIZEのおかげで幸せでした。ありがとうございます!」と感謝を述べ、ソヒも「この2日間が本当に楽しかったです。大勢のBRIIZEが来てくださって感動しました。BRIIZEが僕とずっと目を合わせてくれたのがありがたかったです。愛してるー!」と真心を伝えた。

 前日に同じく涙を流したアントンは、「僕たちは好きなことをやっているだけなのに、その姿そのものを多くの人たちが好きでいてくれて、熱いものが込み上げてきました。スマホも持たずに目を合わせるくれることに感動しました。またすぐ戻ってくるので、その時にお会いしましょう」と、BRIIZEと同様に思い出を心に刻んだ。

 最後は「僕たちにとっても特別な曲」(ショウタロウ)である「Memories」。投げキッスや指ハート、お辞儀などで隅々まで感謝と愛を届けた6人は、「We RIIZE!」で締め、忘れられない思い出を胸にステージを後にした。この2日間、代々木に集まったRIIZEも、彼らと同じ気持ちで帰路についたはずだ。

Text by Mariko Ikitake
Photos by 田中聖太郎写真事務所

◎ツアー情報
【2024 RIIZE FAN-CON ‘RIIZING DAY’ JAPAN HALL TOUR】
2024年7月30日(火)・31日(水)神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
2024年8月3日(土)・4日(日)大阪・大阪国際会議場 メインホール
2024年8月8日(木)・9日(金)宮城・仙台サンプラザホール
2024年8月11日(日)群馬・ベイシア文化ホール(群馬県民会館)
2024年8月13日(火)岡山・倉敷市民会館
2024年8月14日(水)広島・広島文化学園HBGホール
2024年8月20日(火)熊本・熊本城ホール メインホール
2024年8月21日(水)・22日(木)福岡・福岡サンパレス
2024年8月25日(日)~27日(火)愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール


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