トラヴィス・ケルシーは、世界中の大学で教えられているテイラー・スウィフトをテーマとした授業に出席する必要はない。なぜなら、彼はスウィフト本人から学ぶことができるからだ。
過去1年間に数回【The Eras Tour】を観覧したケルシーは、自身が主催する春の音楽フェス【Kelce Jam】のプロモーションを行う際に、恋人のスウィフトから音楽とライブについて学んだことについて語った。現地時間4月2日、彼は米テレビ番組『エンターテイメント・トゥナイト』で「彼女の音楽センスを体験できるのは、確かに楽しい」と話した。
「彼女がやっていることはとても素晴らしい。その創造性を見出して、彼女がどこから何を引き出すのか、そして彼女がどのように音楽を聴いているのかを知ることは、僕にとって目から鱗が落ちるような体験なんだ」とケルシーは続けた。
ケルシーはまた、「応援に行かなきゃ！」とスウィフトが今後ヨーロッパで開催するいくつかの公演に参加する予定であることを認め、スウィフトの楽曲が彼の“毎日のプレイリスト”に入っていると語った。
「僕たち2人とも、キャリアに対して非常に情熱を持っていて、自分の仕事を愛している。彼女を応援すること、そして彼女がシーズン中に全力で僕を応援してくれたことは、彼女を知るための素晴らしい経験だった」とケルシーは続けた。
米オハイオ出身のケルシーは、現地時間4月2日にいくつかのメディアに5月18日に米カンザス州ボナー・スプリングスのアズーラ・アンフィシアターで開催される【Kelce Jam】のことを話した。このフェスは、リル・ウェインと2チェインズを中心としたラインナップで行われる。ケルシーは米ビルボードにこの2人のアーティストが高校時代からのお気に入りだと明かし、「これが今年最後のお祝いだと思う。カンザスシティの皆さんと（2024年の）【スーパーボウル】の優勝を祝い、僕が彼らをどれだけ尊敬し、愛しているかを示したい」と付け加えた。
ケルシーはまた、米ハリウッド・リポーター誌にスウィフトの【The Eras Tour】を見学したことがいかに【Kelce Jam】の企画にインスピレーションを与えたかについて話した。「彼女はまったく別の次元にいる。彼女が一番なのには理由がある。彼女の言葉はとても明晰で、やることなすこと全てに非常に集中している。それが美しいところだ」とケルシーは語った。
「彼女がやっていることから何かを奪うことは愚かだと思う。来てくれる人々をただ楽しませることしかないんだ。彼女がパフォーマンスしている時、目の前にいる人々と本当にいい絆を築いている。それは、おそらく僕が得ることができる唯一のことだと思う」と彼は続けた。