【第58回 NFLスーパーボウル】で【エミー賞】受賞俳優のトニー・ヘイルと共に米携帯電話会社ベライゾンのCMに出演した直後、ついにビヨンセが2022年に発表した3部作で構成されたプロジェクトの第2章を明らかにした。
現地時間2024年2月11日、ビヨンセは自身のインスタグラムに謎めいたティーザーを投稿した。動画は、おそらくビヨンセ本人と思われる正体不明の女性が“Texas Hold ‘Em”と書かれたナンバープレートの車を運転する姿を捉えている。女性は誰もいない道で車を走らせ、その後映像は空を信じられないように見つめる男性の集団に切り替わる。彼らが見つめているのは、赤いランジェリー姿で魅惑的なポーズを取るビヨンセの広告看板だった。
フィンガー・ピッキングのギターをバックに、彼女は「これはテキサスじゃない」と感傷的に歌っている。そして、“act ii, 3.29”と書かれた黒い画面で映像は終了する。
ビヨンセの公式サイトでも同じティーザーが公開され、日付も同じく3月29日となっている。同サイトのミュージック・タブの下にあるact iiのセクションにはクリーン・バージョンとエクスプリシット・バージョンのクレジットがあり、現在は無記入の状態だ。さらには「Texas Hold ‘Em」が1曲目、「16 Carriages」が2曲目になるようだ。両楽曲とも、現在TIDALとYouTubeで視聴できる。
彼女の故郷である米テキサス州への言及と新曲の一部がカウントリー・サウンドということから、ビヨンセの次のアルバムはカントリー・ミュージックになるというファンの説は的を射ていたようだ。タイトル未定の『act ii』はアルバム『ルネッサンス』に続くアルバムとなる。ビヨンセにとって7枚目のソロ・スタジオ・アルバム『ルネッサンス』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得し、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で「ブレイク・マイ・ソウル」を1位に、「カフ・イット」を6位に送り込んだ。同アルバムを引っさげた歴史的な【ルネッサンス・ワールド・ツアー】は、5億7900万ドル（約865億円）以上の売上を記録した。
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