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世界で最も成功したロック・バンドのひとつとして40周年を迎えるボン・ジョヴィの歴史が、『Thank You, Goodnight: The Bon Jovi Story』と題された4部構成のドキュメンタリー番組として配信される。
現地時間2024年4月26日にHuluで配信されるこのシリーズは、『Religion of Sports』のゴッサム・チョプラが監督を務め、バンドの過去と現在のメンバー全員の協力を得て制作され、ボン・ジョヴィが米ニュージャージーのライブハウスから世界的なスタジアムのヘッドライナーへと上り詰めるまでの軌跡を、創設メンバーであるベーシストの故アレック・ジョン・サッチとギタリストのリッチー・サンボラの脱退を含む、すべての栄光と苦難の道のりを回想しながら描く。
2018年に【ロックの殿堂】入りを果たしたこのバンドは、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”のTOP10に11作をランクインさせており、その中には首位を獲得した『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』(原題:Slippery When Wet)、『ニュージャージー』、『ロスト・ハイウェイ』、『ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール』が含まれている。また、「You Give Love a Bad Name」、「Livin’ on a Prayer」、「Bad Medicine」、「I’ll Be There for You」の4曲が同ソング・チャート“Hot 100”で1位に輝いている。
このシリーズでは、フロントマンのジョン・ボン・ジョヴィが<ジョン・ボン・ジョヴィ・ソウル基金>を通じてホームレス、貧困、食糧難に取り組んでいる姿や、ニュージャージー州に4店舗を構える非営利コミュニティ・レストラン<JBJソウル・キッチン>で行っている慈善活動も紹介される。
チョプラ監督は、トム・ブレイディ(『Tom v. Time』、『Man in the Arena』)、故コービー・ブライアント(『Kobe Bryant’s Muse』)、レブロン・ジェームズ(『Shut Up and Dribble』)、ステフィン・カリー(『Stephen v. The Game』)、シモーン・バイルズ(『Simone v. Herself』)などの注目番組を手がけている。
このドキュメンタリーは、米国のHuluに加え、ラテン・アメリカのStar+、その他の地域のディズニープラスでも放送される予定で、初回の放送日は未定だ。ボン・ジョヴィの40周年記念イヤーは、【グラミー賞】の2日前の夜、ジョン・ボン・ジョヴィが毎年恒例のMusiCaresディナーで表彰される現地時間2月2日に幕を開ける。