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テイラー・スウィフトは、現地時間1月7日で開催された【ゴールデン・グローブ賞】で初受賞には至らなかったが、彼女の映画『THE ERAS TOUR』が前週でコンサート/ドキュメンタリー映画として史上最高の興行収入を記録した。
米ハリウッド・リポーター誌によると、この3時間のコンサート・ドキュメンタリーは、2023年後半に期間限定で公開された後、最近中国で劇場公開されたことで、コンサートとドキュメンタリー映画の中で歴代1位となった。『THE ERAS TOUR』が昨年12月31日に公開された後、中国での興行収入が870万ドル(約12億5,000万円)に達した。これによって総興行収入は2億6,160万ドル(約375億8,000万円)を突破し、これまでの最高興行収入だった、故マイケル・ジャクソン死後の2009年に公開された『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の2億6,120万ドル(約375億2,300万円)を追い越した。
『THE ERAS TOUR』は、昨年10月の記録的なオープニング週末に、北米で9,280万ドル(約133億3,000万円)、海外で3,070万ドル(約44億1,000万円)の興行収入を記録し、興行収入の大部分(合計1億2,350万ドル[約177億4,000万円])を計上した。そしてこれまでの記録保持者であり、2011年に7,300万ドル(約104億8,700億円)のオープニング興収を記録した『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』を上回り、コンサート映画としては史上最高のオープニングをマークしていた。
『THE ERAS TOUR』の配給会社であるAMCシアターは昨年11月、同作の興行収入が2億5,000万ドル(約359億円)を突破し、2023年のトップ20に入ったと発表した。スウィフトの記録的なツアーのドキュメンタリーは、最初の9週間の劇場公開で1億7920万ドル(約257億4,300万円)の興行収入をあげた。
AMCエンターテインメントのアダム・アロン社長は、現地時間1月7日に「AMCシアターの全スタッフを代表して、テイラー・スウィフトの驚くべき記録的な興行成績にお祝いと心からの感謝を送ります。彼女の華麗なパフォーマンスは世界中のファンを魅了し、非凡な映画製作の力と映画館の魔法を改めて強く感じさせるものとなりました」と声明で述べた。
映画『THE ERAS TOUR』の劇場公開は終了したが、スウィフトは2月7日から東京ドームで4日間の日本公演を控えている。その後、オーストラリア、シンガポールでの公演を経て、5月9日に仏・パリで春のヨーロッパ・ツアーを開始する予定だ。
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