miwa/=LOVE/Liella!が魅せた【めざましテレビ30周年フェス in 広島】ライブレポ到着

2023年10月30日 / 18:00

 miwa/=LOVE/Liella!が、10月29日に広島・広島文化学園HBGホールにて行われた【めざましテレビ30周年フェス in 広島】に出演した。

 同フェスは、フジテレビの朝の情報番組『めざましテレビ』が2024年に放送30年目を迎えるにあたり、30年間の感謝を込めて全国8か所で開催。今回の広島公演は4公演目となる。以下、本イベントのオフィシャルレポートを掲載する。

 ライブのトップバッターを務めたのはシンガー・ソングライター、miwa。今までのライブ映像やインタビューの模様などを振り返るお宝映像満載のVTRが流れた後、1曲目は「don’t cry anymore」を。フジテレビ系ドラマ『泣かないと決めた日』の主題歌として大きな話題になった曲だ。「皆さんこんにちは、miwaです。めちゃめちゃあったかいですね!『めざましテレビ』が30周年のフェスということで、おめでとうございます! めざましとmiwaの歴史がVTRで流れて、デビューして13年、あんなこともこんなこともあったな、と、ちょっと泣きそうになっちゃいました」と懐かしんだ。

 続いては「片想い」をしっとりと熱唱。まっすぐな想いをつづったバラードだ。miwaは歌い終わると、テンションを上げて「ありがとうございます! ここからは盛り上がっていきますよ! 男子、女子、男子、女子~」と会場を見渡し、続いてはポップで弾ける夏のラブソング「ミラクル」を披露した。サビではみんなタオルを振りまわし会場がひとつに。「皆さん、もっともっと一緒に歌って!!!」と掛け声をかけると、「うりゃ! おい!」の大歓声があがり、一緒に「ジャンプするよ! せーの!」で全員が飛び上がった。さらにここで、カラフルだったペンライトの色が、赤一色になるという現象が起きた。miwaがなぜ? と会場に問いかけると、観客たちからは「照明に合わせて赤にした」との声が。みなの対応力に感心したmiwaだった。

 miwaは、「みんなの盛り上がりがすごくて感動。普段のライブではペンライトがないので、感動しましたよ! みんな揃っていてありがとうございます! まだまだいきますか!」と「chAngE」を熱唱。印象的なサビから始まる疾走感溢れるロックチューンだ。間奏中も「はい! はい! はい!」と合いの手が入り、「miwa―、miwa ――」の大合唱に。

 「きっとmiwaのライブは初めましての方がほとんどだと思うのに、こんなに盛り上げてくださりありがとうございます! 最後の曲は…コラボしたいと思うんですけど、Liella!の皆さん!」と、Liella!のメンバーを呼び込み、会場はうれしいサプライズに大歓声が巻き上がった。

 Liella!にはmiwaファンが多く、結那が「miwaさんの歌が大好きでいつも背中を押してもらったんです」と語ると、青山なぎさも「カラオケで歌わせていただいています! やばーい、miwaさんかわいい!」と感激していた。コラボで歌った曲は「ヒカリへ」。フジテレビのドラマ『リッチマン、プアウーマン』の主題歌として制作され、紅白歌合戦に初出場も果たしたmiwaの代表曲だ。途中、miwaとLiella!のメンバーで肩を組みジャンプする場面も。miwaは「楽しいコラボでした! 本当にありがとうございました! Liella!の皆さんに大きな拍手を!」とコラボを大いに満喫した様子だった。

 続いてのライブは、Liella!。1曲目は「Jump Into the New World」。11人となってから初の全員曲だ。会場はペンライトの光で輝き、観客もひとつになってジャンプを。伊達さゆりが「きょうは思い切り楽しんでいきますよー!!」と叫ぶと、客席からは大きな歓声が湧き上がった。

 「ビタミンSUMMER!」では観客もコールで応えさらなる盛り上がりを見せることに。絵森彩が「皆さんの声をもっと聞かせてー」と叫ぶ。岬なこが「広島は初めてですが、Liella!を見るのが初めての人は?」と質問し客席を見渡すと、その数の多さに「ありがたいです!!!」と感謝。そこで伊達さゆりから、今年から3つのユニットが誕生したことが明かされ、そのユニットでの曲を披露することに。

 まずは、伊達、ペイトン尚未、薮島朱音の「CatChu!」が歌う「オルタネイト」から。続いて、「不可視なブルー」を、Liyuu、青山、結那の「KALEIDOSCORE」がしっとりと歌い上げた。最後は岬、鈴原希実、大熊和奏、絵森、坂倉花による「5yncri5e!」が「A Little Love」を熱唱。先ほどの盛り上がりとは一転、会場はじっと聴き入っていた。
 
 続いて「ユニットもいいけど! 全員も見たいよね!!! 親指と小指でポーズをとってキュンキュンしてね!」との掛け声で、歌ったのが「キラーキューン☆」だ。岬が「みんなキュンキュンできたかな?」と盛り上げると、あっという間にラストの「UNIVERSE!!」に。メンバーがそれぞれウインクや手を振ってファンサービスを届け「Liella!でした。大好き!! ありがとう!!!」と締めくくった。

 ライブのトリを務めたのは、=LOVE。 2017年にメジャーデビューした、指原莉乃プロデュースのアイドルグループで、今回のステージも指原がプロデュースした。オープニングVTRから「おい! おい!」の掛け声が。1曲目の「あの子コンプレックス」のイントロが流れると、悲鳴にも近い歓声が沸き起こった。通算11枚目のシングルで佐々木舞香が初の表題曲センターを務めたシリアスで儚い失恋ソングだ。

 2曲目の「Oh!Darling」は、ちいかわとハチワレも合流し、めざまし30周年フェスタオルを回しながらテンションを上げていく。髙松瞳が「ラブです!! 楽しんで帰ってねー、みんなでせーの!」との掛け声と共に観客皆でタオルを振り回した。

 山本杏奈が「まだまだ声出していけますかー? メンバー紹介いってみよう!」と叫ぶと、ファンたちは待っていました! とばかりに大盛り上がり。メンバー同士が他己紹介しあう=LOVE初の自己紹介ソング「ヒロインズ」へ。メンバーがそれぞれ発する決まりのセリフが一部“広島バージョン”になっており、「いーちゃんのこと好きじゃろ」、「広島最高! 楽しみましょうこ!」「広島カープ、ホームラン!」などファンたちはそれぞれに大歓声をあげていた。

 その熱気が冷めないうちに、ポップでキュートなラブソング「しゅきぴ」を披露。片思いのストレートな想いを綴った曲で、歌詞に「気づけば『めざまし』始まる」と入っており、番組でも紹介したことがある“ゆかり”の曲でもある。

 そして、イントロで大合唱が起きたのが「探せ ダイヤモンドリリー」。友との別れを歌った5thシングルだ。大谷映美里が「もっともっと声出せるよね?」とあおると、さわやかな青春ソング「青春“サブリミナル”」が続く。大場花菜が「広島のみんなー、=LOVEと青春しよ!」と語り、会場の熱気はピークに。そして、最後に選ばれた曲が「ラストノートしか知らない」になった。しっとりとした空気感をまとった切ない恋愛ソングで、センターを務めるのは最年少メンバーの齋藤樹愛羅だ。リーダーの山本が「広島で公演できてうれしかったです! また会いにきてください!!!」と会場にお礼をした。

 最後は、miwaとLiella!もステージに戻ってきて、皆で記念撮影を。miwaがめざましじゃんけんが憧れだと語り、「せーの、めざましじゃんけんじゃんけんぽん!」の掛け声で、皆グーチョキパー思い思いのポーズで記念の1枚をパチリ。初共演の3組が並び、忘れられない広島の一夜となった。

◎イベント情報
【めざましテレビ30周年フェス in 広島】
2023年10月29日(日)
広島・広島文化学園HBGホール

◎セットリスト
▼miwa
1. don’t cry anymore
2. 片想い
3. ミラクル
4. 君に出会えたから
5. chAngE
6. ヒカリへ (Liella!とスペシャルコラボ)

▼Liella!
1. Jump Into the New World
2. ビタミンSUMMER!
3. オルタネイト
4. 不可視なブルー
5. A Little Love
6. キラーキューン☆
7. UNIVERSE!!

▼=LOVE
1. あの子コンプレックス
2. Oh!Darling
3. ヒロインズ
4. しゅきぴ
5. 探せ ダイヤモンドリリー
6. 青春“サブリミナル”
7. ラストノートしか知らない


イベント情報 EVENT

J-POP・ROCK

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オノ・ヨーコ、井上陽水、奥田民生、絢香、山村隆太、ROY、Cocco、元 ちとせ、miwa、TOSHI-LOW×箭内道彦、MONKEY MAJIK、OKAMOTO’S、浅井健一、細美武士、LOVE PSYCHEDELICO、ジョン・カビラ

東京2013/12/7

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