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2023年10月4日公開のBillboard Japan週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”(集計期間:2023年9月25日~10月1日)で541,037枚を売り上げて首位を獲得したAKB48の『アイドルなんかじゃなかったら』。
9月27日にリリースされた同作はAKB48の62ndシングルで、17期研究生の橋本恵理子が初選抜し、小栗有以が52ndシングル『Teacher Teacher』以来2度目のセンターを担当。本作はType A~Cの初回限定盤と通常盤、そしてOfficial Shop盤の全7形態でリリースされていて、全タイプ共通のカップリングとして、U-22選抜2023の楽曲「知ったかぶりのその下に」が収録されている。また、本作ではコロナ禍で自粛してきた握手会が3年10か月ぶりに再開となり、Official Shop盤の購入者イベントとして、個別握手会とオンラインお話し会が実施される。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『アイドルなんかじゃなかったら』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/130518/2)は『アイドルなんかじゃなかったら』と、2023年4月リリースの61stシングル『どうしても君が好きだ』、そして2022年10月リリースの60thシングル『久しぶりのリップグロス』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2023年の1月2日から10月1日までに発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
グラフを見てみると、『アイドルなんかじゃなかったら』は『どうしても君が好きだ』、『久しぶりのリップグロス』と比較的近しい販売比率だということがまず目に入る。関東の数値は3作共通して68%以上(『久しぶりのリップグロス』は68.7%、『どうしても君が好きだ』は69.4%、『アイドルなんかじゃなかったら』74.2%)を記録していて、最新作ではその数値が4%以上増加している。また、直近3作に共通しているのは全シングルと比べて関東の占める割合が10%以上高いということだ。逆に、その他の地域に関しては、ほとんどの地域が全シングルよりも低い比率を記録していて、東北、中部、近畿、九州は特にその差が顕著だ。
比較対象を『アイドルなんかじゃなかったら』と前作『どうしても君が好きだ』に絞ると、前述の関東(69.4%→74.2%)が伸びを見せているが、それ以外の地域では、差は±1%以内にとどまっているものの、比率は減少している。その中でも中部や四国は前作に近い比率をキープできているほか、北陸においては前作と同じ販売比率(0.6%)を維持することができている。
過去作から引き続き関東での人気の高さが伺える販売動向を見せた『アイドルなんかじゃなかったら』。本作の2周目以降のチャートアクションはもちろん、次作以降の作品がどのような販売動向を見せるか、今後も注目していきたい。
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