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2011年にリリースされたレディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」は、米国の政治家たちがLGBTQコミュニティの権利を何度も脅かす2023年の今でも現役で意味を帯びている。現地時間2023年8月31日に開催された米ラスベガス常設公演の最新日程の初日に彼女は、この大ヒット曲をトランスジェンダーの権利に捧げることで、自身がトランスジェンダーのファンに寄り添っていることを改めて強調した。
オールド・ハリウッドを彷彿とさせるグラマラスな衣装に身を包んだガガは、ピアノの前に座り、ドルビー・ライブ・アット・パークMGMに集まったファンのために「ボーン・ディス・ウェイ」をアコースティックでジャジーなアレンジで披露した。歌に入る前に彼女は、「この国のトランスジェンダーの権利について言いたいことがあります」と述べた。
そして、「何か言いたいことがあるなら、はっきり言わないとね」と付け加えてから、“ありのままの自分を愛することが悪いなんてことはない、だって神様はあなたを完璧に作られたんだから……私は私なりに美しい/神様は間違いは犯さない”と歌詞を歌い始めた。
曲の途中でガガは少し間を置きながら、「“何を言っていいのかわからないときがある”みたいなことを人が言っているのを聞くことがありますよね。ただ聞けばいいんです。何も言わなくていい。現実の人々の人生の物語に耳を傾ければいい」と続けた。
ガガの大ヒット・アルバム『ボーン・ディス・ウェイ』のリード・シングルとしてリリースされたこのタイトル曲は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で6週にわたって首位を獲得した。この楽曲はLGBTQコミュニティへの愛を直接的に示す歌詞が特徴で、【グラミー賞】を13回受賞している彼女は開幕公演で特別に力を込めて、“ゲイ、ストレート、バイ、レズビアン、トランスジェンダーの人生だろうと関係ない/私は間違っていない、ベイビー、生き延びるために生まれたんだ”と熱唱した。
この公演は、10月5日までラスベガスで開催されるガガの【ジャズ&ピアノ】レジデンシーの最新日程の第一夜だった。この日彼女は、グレート・アメリカン・ソングブックのスタンダード曲のカバーや、自身のヒット曲のアコースティック・バージョンを、ある時はビッグ・バンドと共演し、またある時は一人でステージに立ちながら披露した。これは、彼女が近年取り組んでいるジャズ/トラディショナル・ポップスという方向性の延長線上にあるもので、以前は友人でありコラボレーターでもある故トニー・ベネットと共演していた。
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